東京メトロ・日比谷線 13000系電車は、2017年(平成29年)3月、03系の置き換えを目的に導入された。さらに、3ドア車と5ドア車(いずれも18メートル車両)の混在を20メートル車両(4ドア車)7両編成に統一し、相互直通先の東武鉄道と主要機器や車内設備の仕様をできるだけ統一するものである。
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(1920×1418 ピクセル, 1098 Kbyte)
ドア上には、17インチ液晶式ワイド画面の車内表示器を3台搭載している。右側の2画面に行先・号車・次駅・乗換え案内・ドア開方向・運行情報等を多言語(日・英・中・韓)で表示し、左側の1画面には広告を表示する。
車内は、白色の内板パネルをベースに妻部及び脇仕切りには淡い木目調、床面は紺色として、オフィスルームの様な落ち着いたシックな雰囲気を表現している。
5ドア時代の狭い座席に比べると、ようやく他社車両並みの居住性が確保された感じだ。
5ドア時代の狭い座席に比べると、ようやく他社車両並みの居住性が確保された感じだ。
車体は、アルミ合金の無塗装としたダブルスキン構造としている。
先頭部は歴代の3000系や03系の面影を残しつつ、前灯をLEDとした。車外表示器には、従来の日本語+英語併記に加え、駅ナンバリングを追加表示している。
台車には、走行安全性のさらなる向上や、走行騒音・振動の低減を図るため、銀座線1000系で初めて採用した片軸操舵台車を狭軌向けに新開発した。
車両置き換えが完了した時点で、日比谷線各駅にホームドアを設置し、ATO(自動列車運転装置)による自動運転を開始する予定だ。
日比谷線といえば、2000年(平成12年)3月8日、中目黒駅から地下に入る急カーブのところで起きた脱線・衝突事故が記憶に新しい。死者5名、負傷者63名を出したこの事故を契機に、台車が見直された。
今回、車体長が18メートルから20メートルに長くなったが、この急カーブ部分でも問題は起きないという発表を信じたいが‥‥。
先頭部は歴代の3000系や03系の面影を残しつつ、前灯をLEDとした。車外表示器には、従来の日本語+英語併記に加え、駅ナンバリングを追加表示している。
台車には、走行安全性のさらなる向上や、走行騒音・振動の低減を図るため、銀座線1000系で初めて採用した片軸操舵台車を狭軌向けに新開発した。
車両置き換えが完了した時点で、日比谷線各駅にホームドアを設置し、ATO(自動列車運転装置)による自動運転を開始する予定だ。
日比谷線といえば、2000年(平成12年)3月8日、中目黒駅から地下に入る急カーブのところで起きた脱線・衝突事故が記憶に新しい。死者5名、負傷者63名を出したこの事故を契機に、台車が見直された。
今回、車体長が18メートルから20メートルに長くなったが、この急カーブ部分でも問題は起きないという発表を信じたいが‥‥。
参考サイト
- 13000系:東京メトロ
- 日比谷線03系は営団初のTIS搭載:ぱふぅ家のホームページ
- 東京メトロ13000系 2016.08.22:けんまる鉄道通信
- 日比谷線用13000系:B767-281のブログ
- 東京メトロが日比谷線用の13000系を発表:Mr.Tetsuoの鉄道の話題と趣味日誌
(この項おわり)