70系電車は、大阪メトロ(旧・大阪市交通局)の地下鉄用通勤形電車。1990年(平成2年)3月開業の鶴見緑地線(現:長堀鶴見緑地線)用として開発された車両で、日本初のVVVFインバータ制御による鉄輪式リニアモーター地下鉄車両として誕生した。リニアモータカーだが浮上式ではなく鉄輪式であるため、浮上せず車輪で支持する。1991年(平成3年)に鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
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鉄輪式リニアモータは、直線状の板状モーターを使用することで車両を低床化することができ、トンネルの断面を小さくしてトンネル工事費が削減できる。また、レールと車輪の間の粘着限界によって車両の駆動力が制限されることがないので、急勾配や急曲線でも無理なく走行できる。
翌1991年(平成3年)に開業した東京の大江戸線も同じ理由から鉄輪式リニアモータを採用している。
車体はアルミ合金製で、全長15.6メートル、全幅2.49メートル、全高3.12メートルと、御堂筋線10系に比べて断面積が4割ほど小さい。中間車の定員は101名で、10系の140人に比べて4割少ない。
2両1ユニットとした4両編成で、将来の需要次第で6両・8両編成化できる設計としている。
1993年(平成5年)からワンマンか改造が行われた。2022年(令和4年)4月現在、4両編成25本の100両が活躍している。
翌1991年(平成3年)に開業した東京の大江戸線も同じ理由から鉄輪式リニアモータを採用している。
車体はアルミ合金製で、全長15.6メートル、全幅2.49メートル、全高3.12メートルと、御堂筋線10系に比べて断面積が4割ほど小さい。中間車の定員は101名で、10系の140人に比べて4割少ない。
2両1ユニットとした4両編成で、将来の需要次第で6両・8両編成化できる設計としている。
1993年(平成5年)からワンマンか改造が行われた。2022年(令和4年)4月現在、4両編成25本の100両が活躍している。
(この項おわり)