発言者 |
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ミッション遂行に必要なシステムを無駄なく開発する際の考え方の基本は、"Goog enough is good enough to be better is an enemy."(必要十分なレベルを見極めるのが肝心であり、単によりよいものを求めるのは敵である)。つまり安全確実な作業ができるか否かの明確な判断が求められる。使いやすいかどうかではない。 ―(中略)― 使いやすさを求めると開発コストとスケジュールは大きく増大してしまう可能性がある。スペースシャトル飛行再開のために割り当てられた新規システムの開発予算の枠を越えずに、ミッション遂行要求を最小限満足するシステムを可能な限り早く仕上げることが、我々開発チームに与えられた命題だった。 |
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コメント |
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3 度目の宇宙飛行で 4 ヶ月あまりの宇宙長期滞在を果たした JAXA の宇宙飛行士・若田光一は、元々は日本航空の整備マンである。本書には、技術者らしい視点がよく出ている。
そこで、ふと思った――技術者と経営者は相容れないものではないだろうか 技術者は「よりよいもの」を作ろうとするが、経営者はコスト(予算+スケジュール)を重要視する。一人で両方やろうとしたら、矛盾が発生する。 どちらが優れているというわけではない。ビジネスの場では両方の判断が必要なのである。 だから、技術者と経営者が、互いの立場でとことんまで議論する場は必要だと思う。 |
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(この項おわり)
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2009年08月25日 作成
2009年08月25日 更新
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