マルチメディアプレイヤー「ZEN VISION」でバックアップ

2006年8月 購入
マルチメディアプレイヤー「ZEN VISION」
ZEN VISIONクリエイティブメディアのマルチメディアプレイヤーだが、デジタルビデオとデジカメ用のバックアップストレージとして購入した。
あらたに購入したデジタルビデオカメラ「SDR-S200」は、記録媒体が SD カード。標準モードで 50 分録画できるとはいえ、DV ミニカセットと違い、2G バイトの SD カードを何枚も用意して出かけるわけにはいかない。そこで、PC のディスクに吸い上げるまでの間、フォトストレージに一時退避することを考えた。
店頭でフォトストレージを見て回ったところ、マルチメディアプレイヤーである ZEN VISION が一番小さかったので購入に踏み切った。
マルチメディアプレイヤー「ZEN VISION」
30G バイトの HDD を内蔵している。
データのやり取りは、CF カードまたは USB 2.0 である。SD カードは、CF 変換アダプタを介して接続する。

本体が小さいため、写真のように、CF カード部分が出っ張った形になる。また、SD カードのように、抜き差しする際のクリック感がないので少々不安だが、問題なくデータを取り込めた。1G バイトの SD カードまでしかサポートしていないフォトストレージが多い中、 ZEN VISION は 4G バイト以上の SDHC 規格のカードにも対応するとのこと。
液晶ディスプレイは 3.7 インチ(640×480 ピクセル)で、MPEG-1/2/4(MPEG-4 SP)、WMV9、Motion JPEG、DivX 4/5、Xvid の動画ファイルと、JPEG 形式の静止画を再生できる。指紋が目立つので、液晶用保護シートを買って貼付した。

残念ながら、SDR-S200 の動画ファイルは再生できなかった。ストレージとしての利用なので、これは良しとしよう。デジカメの JPEG 画像は問題なく再生できた。

ZEN VISION では、PC への取り込みは、USB 2.0経由になる。そのままでも Windows パソコンから ZEN VISION のハードディスクを見ることができるのだが、ファイル複写や消去を行うためには、付属のエクスプローラが必要。付属 CD からインストールする。したがって、本機を外部 HDD として使うことは考えない方がいい。

困ったのは、付属エクスプローラを使っても、Windows 側から ZEN VISION 内のファイル属性が見えない(サイズも分からない)ことと、複写時にタイムスタンプが変わってしまうことだ。それまでは、デジカメのファイルは、ファイルのタイムスタンプに基づき、Windows 側でリネームしていたため、撮影時タイムスタンプが変更されてしまうのは困るのである。
そこで、デジカメ・ファイルについては、JPEG の Exif 情報から撮影日時を得ることが

できるので、これをファイル名にすることにした。
また、SDR-S200 については、ビデオカメラ付属のファイル操作ツールが、SD Video の属性ファイルを参照して、撮影日時でファイル名を生成してくれるので、この機能を使うことにした。
しかし、不便なことに代わりはない。ソフト的な問題だろうから、メーカーの対応を期待したい。

この他の機能として、音声の録音/再生、FM ラジオを聴くことができる。
再生できる音声ファイル形式は、MP3/WMA(Windows DRM 対応)だ。近いうちに生録用デジタルレコーダーも購入する予定なので、そのストレージとしても使えそうだ。
録音は、内蔵マイクのみ。外部からの録音はできない。
FM ラジオ機能は、アンテナ機能を備えている付属ヘッドフォンを使っても、それほど感度があがらない。
また、Outlook との予定表の同期機能などがあるが、Outlook を使っていないので無用の長物である。新しいソフトを開発したり、インストールできるようにならないだろうか。

サイズは、124.2(幅)×74.4(高さ)×20.1(奥行き)ミリ、約 239 グラム(標準バッテリー含む)であり、iPod より大きいものの、PSP やニンテンドー DS より小さい。カラーは、白と黒の2色で、黒の方を購入した。
ニュースやドキュメンタリー番組を録音して、外出先でチェックするのにも利用できそうだ。

主要スペック

項目 仕様 コメント
本体サイズ (幅×高さ×奥行き) 約 124.2mm×74.4mm×20.1 mm 手にすっぽり収まる大きさ。
本体重量 約239g(標準バッテリー搭載時) ずしりと重たい。
ストレージ容量 30GB 十分な容量。
電池タイプ 充電式リチウムイオンバッテリー(交換可能)  
充電時間 ACアダプターで約3時間
USB経由での充電も可能
USBで充電できるのは便利だ。
再生フォーマット 音楽:MP3(8k-320kbps VBR対応)、WMA(8k-320kbps DRM対応)、WAV(8/16ビット 8/16/22.5/24/32/44.1/48kHz)
動画:MPEG1/2/4-SP、WMV9、Motion-JPEG、DivX 4/5、XviD
静止画:JPEG(~8メガピクセル)
PCの動画を再生するににも使える。
連続再生時間 音楽:最大約13時間
動画:最大約4.5時間
 
FMチューナー 32プリセット
76.0~108.00MHz(受信地域が日本の場合は76.0~90.0MHz)
 
録音フォーマット ボイス録音:IMA ADPCM 4bit / 16kHz / モノラル
ヘッドフォン出力 3.5mm ステレオミニジャック  
スピーカー出力 モノラル内蔵型 出力30mW スピーカーが付いているのは便利だ。
ディスプレイ 3.7型 バックライト付きカラー液晶ディスプレイ
解像度 640×480ピクセル、262,144色
 
AV出力 3.5mm 4極ミニジャック→ピンジャック L音声/R音声/コンポジットビデオ  
PCインターフェイス USB 2.0/1.1  
カードスロット Combact Flash Type I & II  
(この項おわり)
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