SSDのデータ消去は難しい

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HDD(Hard Disk Drive)の代わりにSSD(Solid State Drive)を搭載するパソコンが増えています。
パソコンを廃棄する際、HDD の場合は「パソコンを廃棄するときにはハードディスクを破壊する」において、データを抹消する方法を紹介しました。
しかし SSD は高価であるため、破壊することは躊躇われます。できれば中古で売却したいところでしょう。しかし、HDD用の消去ソフトではデータの消去が不完全なことが分かっています。

SSDのデータはなかなか消えない

SSD
HDD と同様に、SSD も物理フォーマットしただけではデータは完全には消えません。
また、強力な磁石を近づけても消えません。

専用の HDD 消去ソフトを使っても完全には消えません。
SSD で使用されているフラッシュメモリは書き換え回数に上限があるため、データの削除や書き込みの際は特殊なアルゴリズムでできるだけ書き換え回数を減らすように処理を行っています。このため、データの上書きを行っても実際には上書きは行われなかったり、削除したものがフラッシュメモリ内に残っている可能性があるためです。

SSDを丸ごと暗号化する

UC サンディエゴ大学の研究チームによると、SSD でデータのセキュリティを確保する一番の方法は、OS をインストールした直後にディスク全体を暗号化することだそうです。ドライブを暗号化してから使い始めれば、暗号化キーを削除することで、フルドライブを消去できるのです。

最初から暗号化しなかった SSD については、諦めるしかありません。
外付けドライブとして使うなどして、寿命を全うさせるしかありません。

参考サイト

(この項おわり)
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