小岩井農場は日本最大の民間総合農場

2012年8月21日 撮影
小岩井農場
小岩井農場(岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1)は、岩手県岩手郡雫石町と滝沢村にまたがる日本最大の民間総合農場である。敷地面積は約3,000ヘクタール。小岩井農牧株式会社(東京都)が運営している。

まきば園は通年入場が可能で、ヒマワリが咲き誇っていた。
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小岩井農場 関連
小岩井農場
日本鉄道が東北本線を盛岡駅まで延伸開業した翌年の1891年(明治24年)、日本鉄道会社副社長の小野義眞 (おのぎしん) 、三菱社社長の岩崎彌之助 (いわさきやのすけ) 、鉄道庁長官の井上勝 (いのうえまさる) の3名が共同創始者となり、各々の姓の頭文字を採り「小岩井」農場と名付けられた。

1899年(明治32年)には岩崎家の所有となる。
1938年(昭和13年)から小岩井農牧株式会社として事業活動を展開。1952年(昭和27年)に農地法が制定され、農業生産法人以外の株式会社が農地を所有して農業を営むことを禁止したが、小岩井農場はそれ以前から農業経営を行っていたことから、特例として許可されていた。
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小岩井農場
メイン施設のまきば園には、羊と触れ合える羊館、牛の乳しぼり体験や、アスレチック遊具など、自然とふれあう体験メニューがたくさんある。

農場自慢のチーズケーキや乳製品も味わえる。
レストランでは、とれたての乳製品を使って作った美味しさ絶品のソフトクリームや、卵料理が堪能できる。
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小岩井農場
岩手山を望む。

宮沢賢治は農場とその周辺の景観を愛好し、しばしば散策したという。
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小岩井農場
ウール工房は、小岩井農場と日本ホームスパンとのコラボレーションによって誕生した施設だ。
マフラー、ストールをはじめ、ホームスパンの小物や糸、体験コーナーなどを用意している。
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交通アクセス

【鉄道+バス】
  • JR盛岡駅から岩手県交通小岩井農場まきば園・網張温泉行きバスで35分、小岩井農場まきば園下車すぐ

近隣の情報

(この項おわり)
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