新十津川駅は札沼線の終着駅

2012年8月22日 撮影
新十津川駅
新十津川駅 (しんとつかわえき) (北海道樺戸郡新十津川町字中央)は札沼線(学園都市線:JR北海道)の終着駅である。1931年(昭和6年)10月10日に開業した。
現在は無人駅で自動券売機もない。
木造の駅舎には待合室があり灯油タンクが置かれているが、冬になってもストーブは設置されない。
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新十津川駅
2012年(平成24年)現在、新十津川駅に乗り入れる列車は、午前中、昼間、夕方に1往復ずつの計3往復のみである。

列車で訪れるのは難しいかというと、直線距離で約2km離れたところに函館本線の滝川駅がある。滝川駅にはすべての特急が停車する。
ここから路線バスに乗り、石狩川を渡って約10分で到着する。
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新十津川駅
かつての札沼線は、35kmの先の留萌本線「石狩沼田駅」までの路線で、当駅も中徳富 (なかとっぷ) という名前の途中駅だったが、1972年(昭和47年)に新十津川駅~石狩沼田駅間が廃止された。
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交通アクセス

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出発地の最寄駅:

目的地:新十津川駅

新十津川村の由来

1889年(明治22年)8月、奈良県吉野郡一帯で数日間に渡って降り続いた豪雨のため大水害が発生した。壊滅的な被害を受けた十津川村を含む600戸約2,500人の住民たちは、生活再建を求めて北海道へと移住を決意した。
船、汽車、そして徒歩で約1,200km離れた北海道の地へ入植、第二の故郷を建設することを誓い「新十津川村」と名付けたという。
表紙 新十津川物語
著者 川村たかし
出版社 偕成社
サイズ 全集・双書
発売日 1992年05月
価格 1,100円(税込)
ISBN 9784038507007
明治22年8月、奈良県十津川村は記録的な大豪雨に見舞われ、村民の3分の1が家屋敷を失った。新天地を求め、遠く北海道へ移住することになった人々の中に、9歳の津田フキもいた。渾身の大河小説、第1巻。産経児童出版文化賞大賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。中学以上向。
 

近隣の情報

(この項おわり)
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