福岡空港は博多駅から5分という便利さ

2014年10月18日 撮影
福岡空港
福岡空港(福岡県福岡市博多区下臼井778-1)は、博多駅から地下鉄でわずか5分という、たいへん便利な立地の空港である。

滑走路は2800メートルのものが1本だが、年間発着回数は15万6千回と、羽田空港、成田空港に次いで国内3番目の多さである。
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しかし、空港が近すぎるため、建物の高さ制限が厳しい。博多駅と周辺では高さ60メートル(14階建てビルに相当)、天神では高さ75メートル(18階建てビルに相当)となっている。
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国内線第2ターミナルビル2階の出発口前には「舁き山 (かきやま) 」が展示されていた。
写真は、2014年(平成26年)の大黒流舁き山「千年契 (せんねんのちぎり) 」、人形師は宗田智幸。

博多区で毎年7月1日から15日に開催される博多祇園山笠 (はかたぎおんやまかさ) は700年以上の伝統のある祭りだが、ここで神輿や山車に相当するのが山笠だ。山笠は多くの幟を立て人形を飾り、江戸時代には高さ10メートルにもおよび「飾り山」が登場した。しかし、明治に入って、飾り山が電線を切断する事故が相次ぎ、代わりに高さ3メートルほどの「舁き山 (かきやま) 」を用いることとなった。
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拡張工事

2014年(平成26年)12月、政府は、福岡空港に2本目の滑走路(2500メートル)を増設する方針を固めた。2015年度予算案に調査費や設計費を計上し、10年後の運用開始を目指す。
空港の整備費用は約1800億円で、このうち地方自治体と民間の負担分を除いた約1200億円の大半を、空港の運営権を民間企業に売却した資金で賄う方針だ。地元自治体は運営権売却を容認する意向を示している。
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まず、駐機スポットと滑走路を結ぶ誘導路を増設するため、国内線ターミナルビルを解体して50メートルほど東に移転する。2017年(平成29年)8月、あたらしい北側到着コンコースの供用が始まった。
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到着すると、麻生グループの大きな看板が――さすがは福岡。
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2階、出発ロビーの北と南の間には、フードコート「the foodtimes」が2017年(平成29年)1月にオープンした。
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北側の保安検査場も様変わり、
冒頭で述べたとおり、日本第3位の発着数を裁きながら工事を進めているものだから、ターミナルビル内に狭い通路ができてしまったり、機体の誘導に遅れが出るのは仕方がない。頑張れ、福岡空港😀
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交通アクセス

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(この項おわり)
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