七戸駅にはレールバスが保存されている

2016年8月20日 撮影
南部縦貫鉄道 七戸駅
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南部縦貫鉄道 七戸駅
七戸駅(青森県上北郡七戸町字笊田48-1)は、南部縦貫鉄道線の終着駅だった。2002年(平成14年)8月1日、南部縦貫鉄道線の廃止に伴い、廃駅となった。

南部縦貫鉄道線は1962年(昭和37年)に開業。七戸駅の駅舎は2階建てコンクリート造りで、南部縦貫鉄道本社が入居していた。2004年(平成16年)、商号を南部縦貫株式会社に変更。2013年(平成25年)にタクシー事業を売却したが、現在も沿線自治体の給食調理・運搬、公共施設の清掃業務などの業務受託事業を続けており、本社所在地は旧七戸駅のままである。
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レールバス - 旧七戸駅
構内には、南部縦貫レールバス愛好会が中心になって、駅とレールバスの愛称で親しまれたキハ10形気動車を動態保存している。連休などを狙ってイベントが開催される。

日本で唯一動態保存されているキハ101・102は、1962年(昭和37年)の開業時に富士重工業宇都宮工場で製造された。バス車体後方によって組み立てられたことから、レールバスを呼ばれている。全長10.3メートル、全幅2.6メートル、全高3.17メートル。自重は9.6トン。定員は60人(座席27人)。
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レールバス - 旧七戸駅
1996年(平成8年)、鉄道友の会が長年にわたり活躍した鉄道車両に贈るエバーグリーン賞を受賞した。翌1997年(平成9年)、南部縦貫鉄道線が休止になるまで35年にわたり、現役として活躍した。

南部縦貫鉄道線は、野辺地駅から七戸駅までの209km、11駅で、全線非電化。沿線開発を目的に着工されたものの、寒村ばかりで建設資金が突きた。東北開発が東北地方の砂鉄利用を目論んで支援するものの、輸入鉄鉱石の価格下落により計画は頓挫。1966年(昭和41年)には会社更生法の適用を申請することとなり倒産。
レールバス - 旧七戸駅
七戸に東北新幹線が通ることを期待して、自治体から清掃事業や給食調理を受託し、その収益で何とか存続してきた。しかし、七戸ルートは1988年(昭和63年)、いったん消えることになる。
その後、青森延伸の際に七戸十和田駅が開業するが、七戸駅からは直線距離で2.8kmも離れた場所となった。
レールバス 関連

交通アクセス

【鉄道+バス】
  • JR東北新幹線「七戸十和田」駅からバスで約6分、「七戸案内所」下車、徒歩10分
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出発地の最寄駅:

目的地:旧七戸駅

近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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