
転車台
彰化扇形庫(台湾彰化県彰化市)は1922年(大正11年)に建設された、転車台を中心とする12本の車庫線が放射状に配置され、半円形の車庫が設置された扇形庫である。
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転車台
日本統治時代、5つの扇形庫があったが、他4箇所は1994年(平成6年)までに解体された。彰化県の県定古蹟で、2001年(平成13年)の台湾十大土木史蹟に選定された。
車庫の煙突は、蒸気機関車の排煙を逃すためものも。
車庫の煙突は、蒸気機関車の排煙を逃すためものも。

転車台
台湾の鉄道ファンの請願活動により、現在も現役稼動している。
ただ、現役の施設なので、転車台が回るかどうかは、その日の運次第。
ただ、現役の施設なので、転車台が回るかどうかは、その日の運次第。

CK124号蒸気機関車

彰化扇形庫
平日は13時~16時、休日は10時~16時で一般開放されている。定休日は月曜日。
機関区の入口案内所で、安全維護切結書(安全管理誓約書)に氏名、住所を書く。外国人はパスポートの提示を求められる。
機関区の入口案内所で、安全維護切結書(安全管理誓約書)に氏名、住所を書く。外国人はパスポートの提示を求められる。

R150形ディーゼル機関車
R150形ディーゼル機関車は、1973年(昭和48年)、米エレクトロ・モーティブ・ディーゼル社で20両が製造されたもので、東部幹線を中心に活躍している。

R150形ディーゼル機関車

R20形ディーゼル機関車

DHL100形ディーゼル機関車
DHL100形ディーゼル機関車は、老朽化していた入換用ディーゼル機関車を置き換えるために導入されたセミセンターキャブ式の液体式ディーゼル機関車で、2002年(平成14年)までに、新潟鐵工所と台湾車両が15両を製造した。

事業用貨車
機関区の脇に、事業用貨車が留置されている。


交通アクセス
【鉄道】
- 台鉄「彰化駅」から徒歩約10分
参考サイト
- 彰化扇形庫:台北ナビ(日本語)
- 台湾の彰化扇形車庫の観光ポイントまとめ:TRAVEL STAR
(この項おわり)