ブルーライトが失明を起こすメカニズム
2018年(平成30年)8月、米トレド大学の研究チームは、ブルーライトが網膜の中心部にある黄斑を傷つけ、失明の原因になる黄斑変性を引き起こすことを明らかにしました。
網膜には、オプシンと結合してロドプシンを形成する化合物レチナールがあります。ロドプシンは光が当たると、その信号を視細胞へ伝えます。
このレチナールにブルーライトを当てると、視細胞にとって有害な科学物質に変化することが分かりました。
また、研究チームはビタミンE由来のα-トコフェロールという物質が網膜の細胞死を防ぐ可能性があることを発見しています。
このレチナールにブルーライトを当てると、視細胞にとって有害な科学物質に変化することが分かりました。
また、研究チームはビタミンE由来のα-トコフェロールという物質が網膜の細胞死を防ぐ可能性があることを発見しています。
参考サイト
- Blue light excited retinal intercepts cellular signaling:Nature,2018年7月5日
- UT CHEMISTS DISCOVER HOW BLUE LIGHT SPEEDS BLINDNESS:トレド大学,2018年8月8日
(この項おわり)