スマートフォンと眼精疲労

2014年10月26日 作成
眼精疲労
スマートフォンを使い続けると、目の疲れやドライアイなどの原因になります。理由はパソコンと同じです。
  1. 画面にピントを合わせ続けるために目の筋肉が疲れる。
  2. まばたきが減少しドライアイになりやすい。
  3. ブルーライトで体内時計が狂う。
パソコンの場合、50cm程度の間隔をあけて操作します。しかし、スマホの場合、手に持って操作するため、これより距離を近づけて使う人が多いのです。15cmまで近づける人もいます。
目の周囲の筋肉は、遠くを見ているときが一番休まります。ところが、スマホは近くで画面を見ることになり、筋肉が常に緊張状態にあります。
寝転んで目の前にスマホを持ち上げたり、首を下にガクンと下げて使うなどの姿勢の悪さも、画面に目を近づけ過ぎる原因になるので気をつけましょう。

人間は、無意識のうちに1分間に平均14回のまばたきをしますが、「スマホなどに熱中していると、1分間に5回程度までまばたきは減ってしまうといいます。
意識的にまばたきしたり、コンタクトレンズやエアコンの使用も避けた方が無難です。

寝る前の指標にも注意が必要です。
ブルーライトのような強い光は本来、日中に浴びるもの。夜に浴びてしまうと体内時計のコントロールができなくなり、睡眠に影響が出る恐れがあるといいます。暗い場所での使用も目に負担がかかります。
寝る1、2時間前はスマホを使わない方がいいでしょう。
(この項おわり)
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