大山ケーブルカーで阿夫利神社下社へ

追分駅、不動前駅、下社駅の3駅
大山ケーブルカー
2001年1月2日 追分駅 写真:パパぱふぅ
大山ケーブルカーは、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市にまたがる大山 (おおやま) の麓から中腹にかけて走っている。
正式名称は「大山鋼索線 (おおやまこうさくせん) 」といい、大山観光電鉄が運営している。
大山ケーブルカー
2001年1月2日 下社駅 写真:パパぱふぅ
路線距離(営業キロ)は0.8km、高低差は278m。最大勾配は47.7%と、かなり急峻な坂を登っていく。
駅は、追分駅、不動前駅、下社駅の3駅ある。追分~下社間の所要時間は約6分。おおむね20分間隔で運行されているが、観光期には増発や営業時間の延長が行われる。
大山ケーブルカー
2001年1月2日 不動前駅 写真:パパぱふぅ
1931年(昭和6年)8月1日に改行。戦前は大山鋼索鉄道が営業していたが、1944年(昭和19年)に廃止。1965年(昭和40年)7月11日に大山観光電鉄によって復活した。現在は、「おおやま」号と「たんざわ」号の2台がある。

「たんざわ」号と「おおやま」号の引退

50年にわたって使用された車両「たんざわ」号と「おおやま」号の2両は、老朽化に伴い、2015年(平成27年)5月17日に引退した。麓にある駅は道路と離れているため、6月11日、ヘリコプターによって車両は搬出された。
10月1日に新造車両が運行を開始する予定である。
大山信仰 関連
(この項おわり)
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