大山阿夫利神社は雨乞いの神様

2001年1月2日 撮影
阿夫利神社
21世紀最初の初詣は、神奈川県にある大山 (おおやま) 阿夫利神社 (あぶりじんじゃ) (神奈川県伊勢原市大山355)へ行った。参加者は、ジジぱふぅババぱふぅパパぱふぅままぱふぅこぱふぅの5名。
パパぱふぅが子供の頃は、よくこの神社に初詣に来たものだが、こぱふぅを連れてくるのは初めて。
阿夫利神社下社
ジジぱふぅのマイカーを麓の駐車場に置き、延々と続く土産物屋のアーケードを通ると大山ケーブルカーの駅に着く。
ケーブルカーで上って到着するのが、大山の中腹にある下社。この写真の神社だ。
今年の運勢は吉-阿夫利神社
標高1,252メートルの山頂に本社があるのだが、歩いていかなければいかないうえ、けっこう急峻な坂道。大人の足で1時間半ほどかかる。いままで一度だけ行ったことがあるのだが、果たして二度目は行けるかどうか。
ままぱふぅがひいたお神籤は「吉」――今年こそ良いことがありますように。
大山ケーブルカーの下りの映像。
正式名称は「大山鋼索線 (おおやまこうさくせん) 」といい、大山観光電鉄が運営している。
大山は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある標高1,252mの山である。丹沢山などとともに丹沢大山国定公園を形成している。
富士山のような三角形の美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰の対象とされた。信仰登山は宝暦年間(1751~64年)から行われ、江戸から通じる道は「大山街道」と呼ばれた。この名は現在の国道246号線の別称として残っている。
阿夫利神社の名前の由来は、「雨降り (あふり) 」である。農耕民にとっては雨乞いの神様として知られていた。
戦後、神社本庁には属さず、1952年(昭和27年)8月より阿夫利神社本庁として単独で経営してきたが、近年、神社本庁の傘下に入った。本社には大山祇大神を、奥宮には高オカミ神、前社には大雷神を祀っている。
土産物としては、丹沢山系から流れる良質な水を使った豆腐や、民芸品としての「こま」が有名である。

秋季例大祭

毎年8月27日から3日間にかけ、秋季例大祭が行われる。江戸時代から伝わる伝統行事だ。

27日早朝、下社から神輿を担いで下山する「おくだり」は、最大斜度が30度にもなる男坂を下ってゆく。
28日は社務局能楽殿で巫女舞や神事能などが披露され、29日は神輿を下社に戻す「おのぼり」が行われる。

交通アクセス

【鉄道・バス】
  • 小田急線・伊勢原駅北口よりバスで約30分
【自動車】
  • 東名厚木I.C.または中井I.C.よりう約30分
  • 小田急厚木道路・伊勢原I.C.より約30分
  • 有料駐車場有り

近隣の情報

(この項おわり)
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