ゆいレールは日本の最西端・最南端を走る

那覇空港駅と首里駅とを結ぶ
ゆいレール
2005年7月24日 那覇空港駅 写真:パパぱふぅ
ゆいレールの正式名称は、沖縄都市モノレール線。沖縄県那覇市の那覇空港駅と首里駅とを結ぶモノレールである。沖縄都市モノレール株式会社が運営する。
「ゆいレール」の「ゆい」は、沖縄の言葉の「ゆいまーる」(「助け合い」の意味)からとられたものである。

車両は、沖縄を象徴する色として、首里城の伝統的な本朱塗りの赤を基調としたシンボルカラー赤のラインを配し、黒のラインからグレーヘと色彩を変化させることにより、車体を軽くまた長く見せている。
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那覇空港駅
2005年7月24日 那覇空港駅 写真:パパぱふぅ
車体は、塩害対策及び車両の軽量化を図るため、アルミニウム合金製で、床下ギ装機器はスカートで被い、台車廻りに防音カバー等を設けるなど低騒音化を図っている。

那覇空港駅は東経127度39分8秒にあり、日本最西端の駅である。その次の赤嶺駅は北緯26度11分36秒にあり、日本最南端の駅である。
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沖縄本島では、大正時代には軽便鉄道や路面電車、馬車鉄道が開業した。しかし、昭和初期にはバスの利用が多くなり廃止される路線が相次ぎ、残った路線も太平洋戦争で破壊されてしまった。
米軍の統治下では道路整備が優先され、鉄道は復旧されなかった。
その後、1982年(昭和57年)9月に運営主体となる第三セクター「沖縄都市モノレール株式会社」が設立された。しかし、モノレールの着工までは、さらに時間を要する。
1994年(平成6年)に沖縄県、那覇市、バス会社とのあいだで基本協定や覚書が締結され、1996年(平成8年)11月に軌道本体の工事に着手した。
2003年(平成15年)8月10日、那覇空港~首里間が開業した。1日、2日、3日のフリー乗車券があり、2005年(平成17年)4月に値下げがされ、1日フリー乗車券は大人600円である。那覇を観光するには便利である。

QR乗車券

QR乗車券 - ゆいレール
2019年9月30日 QR乗車券 写真:パパぱふぅ
2014年(平成26年)10月、自動改札機が更新され、磁気方式の乗車券が廃止され、代わりにQRコードが印字された乗車券に対応した。QRコードの一部に色を付けることで、不正防止対策としている。
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QR乗車券 - ゆいレール
2019年9月30日 那覇空港駅 写真:パパぱふぅ
自動改札機の光学センサー部分に、乗車券のQRコード部分をかざして入場する。航空機のゲートを通過するのに似ている。表裏に注意する必要がある。
出場時にも乗車券をかざす必要があるが、磁気券と違って改札機に取り込まれない。改札機の近くに回収箱が用意されており、リサイクルしているという。
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延伸

延伸 - ゆいレール
2019年9月30日 那覇空港駅 写真:パパぱふぅ
2019年(令和元年)10月1日、首里駅からてだこ浦西駅(浦添市)までの約4km、4駅の延伸運行が始まる。
また、2018年度の乗客数が1905万7176人(1日平均5万2355人)と過去最高を記録したことから、時期は未定だが、車両編成を2両から3両に増やす方針。あわせて、改札の混雑緩和のため、Suica などのICカードも利用できるようにする計画代。
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Suica対応

2020年(令和2年)3月10日、ついに、ゆいレールで Suica が利用できるようになった。モバイルSuicaも利用可能であるほか、Suicaと相互利用できる 全国9つの交通系ICカードが利用できる
一方、ゆいレール独自のICカード「OKICA」は、これらの交通機関では利用できない片利用になっている。
ゆいレール関連

参考サイト

(この項おわり)
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