快速アクティーは、1985年(昭和60年)3月14日のダイヤ改正から東京駅〜熱海駅間で運転を開始した。当初は、急行形車両を使った無名の快速列車であったが、1989年(平成元年)3月11日のダイヤ改正より、当時平日のみ藤沢・茅ヶ崎・平塚の各駅に停車していたエル特急「踊り子」の停車駅を削減し、通過駅を快速が代替する形で「アクティー」の名称が与えられた。
写真は普通列車。

1950年代末期から東海道本線には「湘南電車」として親しまれた80系・153系が走っていた。ところが、これらの車両は片開きの2ドア構造で、ラッシュ時への対応が不十分であった。そこで、3ドアの近郊形電車111系が導入された。

1950年代末期から東海道本線には「湘南電車」として親しまれた80系・153系が走っていた。ところが、これらの車両は片開きの2ドア構造で、ラッシュ時への対応が不十分であった。そこで、3ドアの近郊形電車111系が導入された。

2000年4月14日 熱川駅 写真:パパぱふぅ
さらに、1960年代に入り、出力120kwの強力型モーターMT54形を搭載した113系へと移行していく。湘南電車は、オレンジと緑の「湘南色」が特徴である。80系が登場した当時の車両は茶色(チョコレート色)1色の車両が当たり前だったので、国民に衝撃を与えたと言われている。
東北線(湘南色)

2003年12月20日 上野駅 写真:パパぱふぅ
東海道線を走っていた113系と同じ湘南色である。

このカラーリングは、「神奈川県西部や静岡県地方特産のミカンとお茶にちなんだもの」、「ミカンの実の色と葉の色にちなんでいる」と言われている。

しかし実際には、「アメリカのグレート・ノーザン鉄道の車両塗装にヒントを得て、これに近い色合いを採用したものである」ことを80系の開発に携わった国鉄技術者が証言している。また、黄色には「警戒色」の意味合いもあったとされる。

このカラーリングは、「神奈川県西部や静岡県地方特産のミカンとお茶にちなんだもの」、「ミカンの実の色と葉の色にちなんでいる」と言われている。

しかし実際には、「アメリカのグレート・ノーザン鉄道の車両塗装にヒントを得て、これに近い色合いを採用したものである」ことを80系の開発に携わった国鉄技術者が証言している。また、黄色には「警戒色」の意味合いもあったとされる。

2004年12月24日 千葉駅 写真:パパぱふぅ
内房線(スカ色)

2007年5月5日 木更津駅 写真:こぱふぅ

2008年5月6日 木更津駅 写真:こぱふぅ

2007年5月5日 木更津駅 写真:こぱふぅ
内房線113系電車は、横須賀色(スカ色)である。
(この項おわり)
写真は、快速アクティー。