谷町線 22系で冷房率向上

VVVFインバータ制御を導入
谷町線 22系
2006年3月7日 東梅田駅 写真:こぱふぅ
大阪市交通局20系電車は、大阪メトロ(旧・大阪市交通局)の地下鉄用通勤形電車である。1990年(平成2年)、冷房率向上を目指して谷町線と四つ橋線に投入する新型車両「新20系」として開発された。
30系および50系の交換車両として1998年(平成10年)まで製造された。車体デザインは大幅に変わったが、基本性能は20系を踏襲しつつ、VVVFインバータ制御を導入した。
御堂筋線用は21系、谷町線用は22系、四つ橋線用は23系、中央線用は24系、千日前線用は25系と呼ばれている。
谷町線 22系の大きな写真大きな写真
(1019×1280 ピクセル, 356 Kbyte)
谷町線は、1967年(昭和42年)3月24日に開業し、当初は2号線と呼ばれていた。大阪市中心部では官庁街や寺院の多い谷町筋の地下を走ることから、高僧の袈裟の色に由来する京紫(ロイヤルパープル)をラインカラーとしている。
東梅田駅と梅田駅・西梅田駅の間ではいったん改札を出なければならないが、30分以内に乗り換えれば追加料金はかからない。

2006年(平成18年)2月1日よりICカード乗車券「PiTaPa(ピタパ)」が大阪市営地下鉄でも使えるようになった。同時にJR西日本の「ICOCA」でも乗車できるようになった。ICOCAはJR東日本でも利用できるので、ICカード乗車券としての汎用性は「Suica」を上回っている。
大阪市営地下鉄関連
(この項おわり)
header