Brexit

イギリスのEU離脱

意味

Brexit = イギリスのEU離脱
イギリスのEU離脱。

Great Britainとexitから生まれた造語。
イギリスは、2010年(平成22年)の総選挙で、金融機関への公的資本注入などを行った当時の与党労働党は支持率を落として、政権を失った。代わりに誕生したのが保守党と自由民主党の連立政権で、特に保守党議員の中でも「ユーロ懐疑派」が数多く当選して勢力を強めた。閣僚を含めたユーロ懐疑派の力が増すにつれて、同派は「EUから出るか出ないか(イン・アウト)」を問う国民投票の実施を声高に要求するようになった。
2011年(平成23年)7月には、EUへの主権委譲を決定する場合は国民投票が必要であることを盛り込んだ「2011年(平成23年)欧州連合法」が成立。これに勢いづいた保守党ユーロ懐疑派は同年10月、EU加盟の是非を問う国民投票を実施すべきという動議を提出。下院での決議は否決されたものの、党議拘束にもかかわらず80人近い大量の造反者を出して政権にプレッシャーをかけた。

例文

David Cameron has warned EU "out" campaigners that Brexit will not stem the flow of migrants coming into the U.K.
デイビッド・キャメロン首相は、イギリスのEU離脱によって英に入国する移民の流れは止まらないと、離脱運動家たちを警告した。

参考サイト

(この項おわり)
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