deregulation

規制緩和

意味

deregulation = 規制緩和
規制緩和。

政府が関与し、民間の活動を阻害する要因(規制)を取り除くこと。民間の自由な経済活動を促進し、経済の活性化を目的とする。
戦後の日本は産業の保護・育成のために種々の規制(制度)を実施した。しかし、当時は有効に機能した制度も経済発展と共に必要性を失い、むしろ発展の阻害要因になった。
日本の場合、政府関与の規制や行政当局の介入が諸外国に比べ根強かったため、海外からの批判も多かった。

こうした背景のもと、第2次臨調(第2次臨時行政調査会、1981年(昭和56年)3月〜83年3月)では「許認可等の整理・合理化」などが答申された。以降、規制緩和は継続的・断続的に進められたが、特に小泉政権下での進度は急速・急激だった。その進展度合いには高い評価がある一方、「市場原理主義をもたらした」「格差社会の原因」との批判もある。

例文

Ota Ward, home to Haneda airport, is launching its so-called minpaku (private stay) program as part of deregulation measures pushed by the central government to ease Tokyo’s hotel shortage.
羽田空港がある大田区は、東京のホテル不足を緩和するため、政府が推進する規制緩和の一環としていわゆる民泊を立ち上げている。

参考サイト

(この項おわり)
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