Library anniversary

図書館記念日

意味

Library anniversary,図書館記念日
毎年4月30日を指す。1950年(昭和25年)4月30日に図書館法が公布されたことにちなんで、日本図書館協会が制定し、1972年(昭和47年)より実施している。

人類最古の図書館といわれているものは、19世紀末に発見された、メソポタミアのニップール(現在のヌファール)の神殿内に設けられていたもの。ただし、いつごろ誰が建てたものであるかは不明。いずれにしても、文字の発生と同時に図書館は存在していたようだ。
現代の図書館は検索が便利なネット上に移行しつつあると考える人がいるが、ここで疑問を呈しておく。
現在、ネットの情報の大部分を占めるブログの中身は、ある用語――たとえば「図書館記念日」――について、GoogleやYahoo!などの検索結果上位サイトに記述されている内容をコピペしているケースが多い。また、こうしたコピペをすることによって、検索サイトの上位に食い込むことができる。
その結果、実はネット上にある情報の大部分は複製であり、ユニークな情報がほとんど無いことになる。さらに悪いことに、間違った情報が、瞬時に、世界中を駆けめぐることも少なくない。Wikipedia とて同じことである。
一方、図書館にある活字情報は、バリエーションが豊富であり、ユニークな情報に出会う可能性が高い。

参考サイト

(この項おわり)
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