意味
貿易黒字が増えると、その分相手の国から受け取る外貨が増え、それを日本円に交換するために外貨を売って円を買うことになるので、円高へとつながる。逆に貿易赤字になると、円安傾向になる。一方、貿易黒字が増えるとGDPが押し上げられ、貿易赤字が増えると逆に押し下げられる。
日本の貿易収支は、2008年(平成20年)のリーマン・ショック後に赤字に転落し、いったん回復したものの、2011年(平成23年)の東日本大震災後に再び赤字に転じ、一部の月を除いて貿易赤字が続いた。しかし、2016年(平成28年)1~12月の貿易収支は4兆741億円と、6年ぶりの黒字となった。
日本の貿易収支は、2008年(平成20年)のリーマン・ショック後に赤字に転落し、いったん回復したものの、2011年(平成23年)の東日本大震災後に再び赤字に転じ、一部の月を除いて貿易赤字が続いた。しかし、2016年(平成28年)1~12月の貿易収支は4兆741億円と、6年ぶりの黒字となった。
例文
Japan suffered its first trade deficit in over three decades in 2011.日本は2011年、30年あまりで初めての貿易赤字となった。
参考サイト
- current account surplus(経常黒字)
- current account balance(経常収支)
- trade loss(貿易赤字)
- trade surplus(貿易黒字)
- trade imbalance(貿易不均衡)
(この項おわり)
輸出量と輸入量の差額を貿易収支という。輸出が輸入を上回る状況を貿易黒字、輸入が輸出を上回れば貿易赤字となる。