デジタルビデオカメラ「VL-MX1」で音声にこだわる

2003年5月 購入
VL-MX1
ソニーのDCR-PC7が故障し、修理見積もりを取ったらドラム交換で8万円という法外な値段。これなら新しいデジビを買えるということで購入したのがシャープ「VL-MX1」だ。
例によって型落ち買いである。予備バッテリを含めおよそ12万円。初値の半額である。
デジビの場合アクセサリーキットは必須オプションなので、これを含んだ価格設定になっているのは親切だと思った。
2台目は、さらに画質と音質が良いものを求め、DCR-PC7より図体の大きな機種を買うことになった。オプションマイクはズーム連動型で、指向性もあるので、学芸会や運動会の時に威力を発揮してくれる。
オプションのAVケーブルを使って、テレビ(アナログソースのコンポジット入力)からDVに録画できるのもありがたい。
静止画デジカメとしても利用でき、画素数は約130万だが、専用デジカメに比べるとノイズが多い。連写にも弱い。
ただ、ビデオ側の有効画素数が69万で、残りは手ぶれ防止に使われており、ぶれ防止については申し分ない。
静止画はSDメモリカードに記録される。

シャープは液晶モニタが大きいのが特徴だが、これはバッテリを食うだけだし、カメラを安定して構えられないので普段は使っていない。
が、子供を撮影する時に、液晶モニタを180度反転して、撮影状態を見せながら撮ると、子供が良いポーズをとってくれることがわかった。
しかし購入後2年間は故障に泣かされている。

最初は購入後3ヶ月頃で、グアムに持っていった時にヘッドが結露してしまい、以後、ブロックノイズが発生するようになってしまった。
修理に出してから約10ヶ月ご、再びブロックノイズに悩まされる。保証期間外だったが、無償でドラム交換してくれた。この辺りは良心的だと思う半面、不良ロットかと疑ったりもした。
ただ、スペック、操作面では満足のいくカメラである。
これ以上のものを望むとすると、 3CCDかハイビジョン対応になろうか

主要スペック

項目 仕様 コメント
記録メディア ミニDVカセット
レンズ 光学10倍、デジタル20倍 レンズは明るく、10倍ズームは十分。
撮像素子 1/3.6型 133万画素CCD(有効画素69万) 手ぶれ補正機能は申し分ない。
液晶モニタ 3.5型、20万ドット 大きくて見やすい。電子ビューファインダーも装備している。
入出力端子 映像・音声入出力×1、S映像出力×1、DV入出力端子(IEEE1394準拠)×1、ヘッドホン×1 アナログソース(VHSなど)を取り込む時に重宝する。
最大外形寸法 (W)66×(H)89.5×(D)200 mm かなり大きい。
重量 675g(バッテリ除く) それなりに重たい。
(この項おわり)
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