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“環境問題のウソ”のウソ | ||
著者 | 山本弘 | ||
出版社 | 楽工社 | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2008年01月 | ||
価格 | 1,320円(税込) | ||
ISBN | 9784903063164 |
最も強力な温暖化ガスは、実はC02ではなく水蒸気である。(ページ300)
概要

お馴染み「と学会」会長の山本弘さんが、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(武田邦彦/洋泉社/2007年3月)の内容がデタラメであることを解説している。例によって、微に入り細に入り同書の間違いを指摘してする――今回は大人げないのではないかと思うほどの攻撃であるが、後半で、ペットボトルのリサイクル工場に関する取材を読むと、その理由も頷ける。工場は真っ当に仕事をしているにもかかわらず、同書による風評被害を受けているようなのだ。その下りは本書を読んでいただくとして――。
私は温暖化懐疑論レベル2の人間である。そして、著者と同じ年代の子どもを持つ親として、「衛星軌道から撮影された『青い北極』」を見たときの子どもの顔を想像してしまうのである。

家内は台所で毎日、ペットボトルのラベルを剥がし、1本1本を洗い、乾かし、潰してリサイクルに回すという地道な作業に追われている。会社のゴミ箱にポイっと捨てている私たちサラリーマンに比べたら、何と貴い作業であることか。

家内は台所で毎日、ペットボトルのラベルを剥がし、1本1本を洗い、乾かし、潰してリサイクルに回すという地道な作業に追われている。会社のゴミ箱にポイっと捨てている私たちサラリーマンに比べたら、何と貴い作業であることか。
(2008年10月28日 読了)
参考サイト
- 環境問題のウソのウソ:楽工社
- 『偽善エコロジー』:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)