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父が愛したゾウのはな子 | ||
著者 | 山川 宏治/中根 静男 | ||
出版社 | 現代書林 | ||
サイズ | 単行本 |
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発売日 | 2006年09月25日頃 | ||
価格 | 1,540円(税込) | ||
ISBN | 9784774506951 |
「あんまりやせていて、あわれでなあ」(63ページ)
概要

ゾウのはな子
著者の山川宏治さんが井の頭動物園でゾウのはな子さんの世話をしていた頃、うちの子がはな子さんにパンを直接与える機会があった。もちろん、その頃、著者の父親がはな子の飼育をしていた由など知るはずもない。だが、古いホームビデオを見返し、著者の姿が映っているのを見て、一気に時間が遡った――自分が生まれる前の戦争の時代、幼い頃に読んだ「可愛そうな象の話」、子どもの頃に聞かされた殺人ゾウの話、初めて井の頭動物園を訪れた時のこと――。
本書は2007年にテレビドラマ化された。未見であるが、テレビドラマを見るまでもなく、はな子さんの存在が、自分の中で歴史上の偉人のような存在になっていた。

うちの子が大人になったとき、ホームビデオを見て、私と同じように時間を遡ってくれることを願う――。

うちの子が大人になったとき、ホームビデオを見て、私と同じように時間を遡ってくれることを願う――。
(2009年7月30日 読了)
参考サイト
- 父が愛したゾウのはな子:現代書林
- ゾウのはな子さん、来園50周年:ぱふぅ家のホームページ
- 井の頭自然文化園とゾウのはな子:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)