かくして冥王星は降格された | |||
著者 | ニール・ド・グラス・タイソン/吉田三知世 | ||
出版社 | 早川書房 | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 2009年08月25日頃 | ||
価格 | 2,200円(税込) |
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ISBN | 9784152090645 |
冥王星という名前が初めて提案されたのは、1930年3月14日の朝、イギリスのオックスフォードに住むバーニー家の食卓でのことであり、提案したのはバーニー家の11歳の小学生、ヴェネチア・バーニーであった。(36ページ)
概要
冥王星降格のニュースは日本でも話題になったが、アメリカではそれ以上に大きな話題になったようである。アメリカ人は、Pluto(冥王星)という言葉に対し、他のどの国より愛着があったようである。
著者はニューヨークのへイデン・プラネタリウムの館長を務めているが、国際天文学連合の議決より早い2000年、プラネタリウムを新造した際に、冥王星を太陽系の惑星から省いていた。このことが、アメリカ中の話題になったほどである。
本書には、冥王星の助命を嘆願する子供たちの手紙から、正式な裁定の根拠にいたるまで、とりどりの図版と資料が収録されており、科学とは何かという根源的な問題を考えさせられる。
著者はニューヨークのへイデン・プラネタリウムの館長を務めているが、国際天文学連合の議決より早い2000年、プラネタリウムを新造した際に、冥王星を太陽系の惑星から省いていた。このことが、アメリカ中の話題になったほどである。
本書には、冥王星の助命を嘆願する子供たちの手紙から、正式な裁定の根拠にいたるまで、とりどりの図版と資料が収録されており、科学とは何かという根源的な問題を考えさせられる。
(2010年7月24日 読了)
参考サイト
- 西暦1930年 - 冥王星の発見:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)