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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか | ||
著者 | 城繁幸 | ||
出版社 | 筑摩書房 | ||
サイズ | 新書 |
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発売日 | 2008年03月 | ||
価格 | 792円(税込) | ||
ISBN | 9784480064141 |
21世紀のエリートとは、自分の足で歩いていける人間なのだから。(169ページ)
概要

『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の続編。実際に会社/組織を辞めてしまった人々が、その後どのなったのかをルポする。成功した者あり、失敗した者あり――。ただ、昭和的な生き方をする限り、苦しんだり失敗するという。
レビュー
著者は、まず「平成的価値観」は「一言でいえば多様性」(11ページ)と指摘する。昭和時代の横並び主義では通用しない時代が来ているということだ。
昭和時代の横並び主義の典型である「ゼネラリスト」は「あくまでその組織内でしか価値が無い」「彼らは均質で外れの無い人材ではあっても、転職市場で通用するような価値は持てない」(132ページ)と指摘する。

著者は、「21世紀のエリートとは、自分の足で歩いていける人間」(169ページ)であるとした上で、「高校時代に(百歩譲って大学教養課程において)各自のキャリアビジョンを定め、少なくとも大学の専門課程は、そのための知識を伸ばすことに捧げるぺきだろう。逆に言えば、それがどうしても見つからない人間は、大学に来る必要など無かったということだ」(164ページ)と厳しい提案をする。

いま問題になっている「ゆとり教育」の本来の理念は、このことと同じだったはずだ。それが、どこでどう間違ったのか、「学習量の減少=ゆとり教育」となってしまった。
ウチの子供は平成生まれなので、少なくとも「ゆとり教育」の原点に立ち返って、平成敵価値観をもった大人に育て上げる義務があると感じる。
昭和時代の横並び主義の典型である「ゼネラリスト」は「あくまでその組織内でしか価値が無い」「彼らは均質で外れの無い人材ではあっても、転職市場で通用するような価値は持てない」(132ページ)と指摘する。

著者は、「21世紀のエリートとは、自分の足で歩いていける人間」(169ページ)であるとした上で、「高校時代に(百歩譲って大学教養課程において)各自のキャリアビジョンを定め、少なくとも大学の専門課程は、そのための知識を伸ばすことに捧げるぺきだろう。逆に言えば、それがどうしても見つからない人間は、大学に来る必要など無かったということだ」(164ページ)と厳しい提案をする。

いま問題になっている「ゆとり教育」の本来の理念は、このことと同じだったはずだ。それが、どこでどう間違ったのか、「学習量の減少=ゆとり教育」となってしまった。
ウチの子供は平成生まれなので、少なくとも「ゆとり教育」の原点に立ち返って、平成敵価値観をもった大人に育て上げる義務があると感じる。
(2011年5月7日 読了)
参考サイト
- 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか:筑摩書房
- 『若者はなぜ3年で辞めるのか?』:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)