Let's note をUSB PD充電(ご利用は自己責任で)

2023年1月 購入
RP-PC133
Panasoni製ノートPC「Let's note CF-SZ6」は本体900グラムと軽いのだが、純正ACアダプタが260グラム(ケーブルを含む)もあり、出張の時にかさばる。
そんなとき、USB Power Delivery(USB PD)で充電できるという情報を耳にし、「RP-PC133 急速充電器」と「Type-C PDトリガーケーブル」を購入した。重量は120グラムで約半分。USBケーブルなのでコンパクトに荷造りできる。
ただし、これはメーカー保証範囲外の充電方法であり、組み合わせるACアダプタとケーブルを誤った場合、Let's noteが壊れたり、最悪、火災につながることがある。ご利用は自己責任で――
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USB電源ケーブル Type-C PDトリガーケーブル DC プラグ 外径5.5mm/内径2.1mm(2.5mm)
Let's note CF-SZ6 は、正式にはUSB PD充電できるコネクタを持っていない。そこで、DC入力に合うUSB PDケーブルを探した。
まず、Let's note CF-SZ6 のDCプラグの極性と内径/外形がマッチすることと、DC出力が合致すること――しかし、純正ACアダプタのDC出力は 16V-4.06A というもので、これはUSB PDの規格にない。近いところで 15V-3A があるが、今度は、このDC出力ができるアダプタがない。

そんなとき、noteに「Let's note のUSB-PD充電」という記事をみかけて読んでみると、アダプタ側の出力電圧を設定できる回路を内蔵したトリガーケーブルの「USB電源ケーブル Type-C PDトリガーケーブル DC プラグ 外径5.5mm/内径2.1mm(2.5mm)」が利用できると書いてあった。国内にあるパッケージングテクノロジーの製品なので、たぶん大丈夫だろう。
RP-PC133
次にACアダプタの方だが、前述の記事にあるMOTTERU製品の在庫がなく、代わりに「RP-PC133 65W GaN急速充電器」を選んだ。こちらも国内にあり、PSE認証を取っており、ACアダプタで名が通っているRAVPowerの製品なので、たぶん大丈夫だろう。
USB PDは最大65W出力となっているが、前述のトリガーケーブルによって、15V-3A(45W出力)に設定されるはず‥‥。
RP-PC133
ACコンセントは、本体に回転収納可能だ。

Type-Aポートも付いており、Type-Cとの同時充電が可能ということなので、スマホの充電に利用できそうだ。
USB電源ケーブル Type-C PDトリガーケーブル DC プラグ 外径5.5mm/内径2.1mm(2.5mm)
Let's note CF-SZ6 に差し込んだところ。

PCをコールドブートすると、画面に「製品に同梱されているACアダプターをご使用ください」という警告メッセージが表示されるが、リターンキーを押せば、そのままブートが始まる。
1週間ほど使っているが、充電しながらPCを稼動でき、アダプタやケーブルも異常に熱くなることはないので、たぶん大丈夫だろう。
USB電源ケーブル Type-C PDトリガーケーブル DC プラグ 外径5.5mm/内径2.1mm(2.5mm)
純正ACアダプタ「 CF-AA6412CJS」と並べたところ。じつはアダプタ本体は RP-PC133 の方が4ミリほど厚いのだが、ケーブルの収納が格段に楽になった。

主要スペック

項目 仕様 コメント
USBポート Type-C×1
Type-A×1
同時充電可能
本体サイズ 約55×55×31.5mm 純正品は102.5×42.5×27.7
本体重量 約120グラム 純正品は約200グラム+ケーブル約60グラム
入力 AC 100~240V 50/60Hz 1.5A 海外でも大丈夫
USB Type-C出力 5V-3A, 9V-3A, 12V-3A, 15V-3A, 20V-3.25A 最大65W トリガケーブルにより15V-3Aで使用
USB Type-A出力 QC 5V-3A, 9V-2A, 12V-1.5A 最大18W スマホ充電に適している
カラーバリエーション ブラック,ホワイト ブラックを選択
保証期間 18ヶ月  

参考サイト

(この項おわり)
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