しかし、調査では専用ソフトによる適切なデータ消去を行っている自治体は12.5%にとどまっています。教育関係者や保護者の多くが、端末内の情報内容や処分方法を十分に把握しておらず、今後は意識向上と適切な廃棄対応が重要とされています。
GIGAスクール端末とは
GIGAスクール端末とは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」に基づき、全国の小中学生一人ひとりに配備される学習用端末のことです。主にタブレットやノートパソコンが使われ、校内外での学習に活用されます。2020年度から端末配備やネットワーク整備の具体的な実施が進み、2021年(令和3年)4月に全国の小中学校で稼動しています。
これにより、デジタル教材の利用、オンライン授業、協働学習、個別最適化された学びが可能になります。端末は学校や自治体が管理し、インターネット接続環境の整備とあわせて運用されます。GIGAスクール端末は、情報活用能力の育成や学習の質の向上を目的としています。
これにより、デジタル教材の利用、オンライン授業、協働学習、個別最適化された学びが可能になります。端末は学校や自治体が管理し、インターネット接続環境の整備とあわせて運用されます。GIGAスクール端末は、情報活用能力の育成や学習の質の向上を目的としています。
GIGAスクール端末の廃棄時期とプライバシー情報
端末の耐用期間が5年程度であることを考えると、今年2026年度からGIGAスクール端末の廃棄・更新が始まるとみられています。
GIGAスクール端末には、児童・生徒の成績データ、出席記録、宿題や提出課題、学習履歴、さらには写真データ、いじめ相談記録、健康診断結果、家庭連絡先など――学校が扱うあらゆる個人情報が保存されています。また、学習支援アプリや管理アプリ、ネットワーク設定情報、ID/パスワードなどの認証情報、教職員用の管理情報など、学校運営に不可欠な情報も含まれています。
しかし、児童生徒のデータプライバシー協会が2025年(令和7年)6月に発表した「GIGAスクール端末処分の実態調査」によると、わずか12.5%しか「専用ソフトウェアによる消去」を行っておらず、その他は「初期化・リセット」や「物理破壊」、あるいは適正とは言えない方法で処分している状況です。初期化やリセットだけでは、データが完全に消えた証明を得られず、復元ソフトによって容易に読み出される可能性が残ります。

また、児童生徒のデータプライバシー協会が2025年(令和7年)3月に発表した「教育関係者のGIGA端末処分に対する意識調査」によると、約6〜7割が、端末に「いじめ相談」「写真データ」「位置情報」といったセンシティブな情報が保存されていることに気づいていませんでした。
一方、同時期に保護者を対象に行った意識調査でも、64.4%の保護者が、子どもの通う学校で端末がどのように処分されているか知りませんでした。また、43.0%の保護者が「端末にどのようなデータが入っているか知らない」、さらに33.0%は「データの管理状況まで知らない」と回答しました。
GIGAスクール端末には、児童・生徒の成績データ、出席記録、宿題や提出課題、学習履歴、さらには写真データ、いじめ相談記録、健康診断結果、家庭連絡先など――学校が扱うあらゆる個人情報が保存されています。また、学習支援アプリや管理アプリ、ネットワーク設定情報、ID/パスワードなどの認証情報、教職員用の管理情報など、学校運営に不可欠な情報も含まれています。
しかし、児童生徒のデータプライバシー協会が2025年(令和7年)6月に発表した「GIGAスクール端末処分の実態調査」によると、わずか12.5%しか「専用ソフトウェアによる消去」を行っておらず、その他は「初期化・リセット」や「物理破壊」、あるいは適正とは言えない方法で処分している状況です。初期化やリセットだけでは、データが完全に消えた証明を得られず、復元ソフトによって容易に読み出される可能性が残ります。
また、児童生徒のデータプライバシー協会が2025年(令和7年)3月に発表した「教育関係者のGIGA端末処分に対する意識調査」によると、約6〜7割が、端末に「いじめ相談」「写真データ」「位置情報」といったセンシティブな情報が保存されていることに気づいていませんでした。
一方、同時期に保護者を対象に行った意識調査でも、64.4%の保護者が、子どもの通う学校で端末がどのように処分されているか知りませんでした。また、43.0%の保護者が「端末にどのようなデータが入っているか知らない」、さらに33.0%は「データの管理状況まで知らない」と回答しました。
子どものプライバシー情報漏洩を未然に防ぐ
2025年(令和7年)12月時点で、具体的な個人情報流出事故は公表されていませんが、今後、廃棄端末が増えていくことを考えると、留意した方がいいでしょう。
タブレットやノートパソコンの正しい廃棄手順は確立されています。不足しているのは、教師と保護者の廃棄に対する意識です。PTAで取り上げるなどしてはいかがでしょうか。
タブレットやノートパソコンの正しい廃棄手順は確立されています。不足しているのは、教師と保護者の廃棄に対する意識です。PTAで取り上げるなどしてはいかがでしょうか。
参考サイト
- 我が子のプライバシーが危ない?GIGAスクール端末「処分時」に潜む情報漏えいリスクとは:ZEnet, 2026年1月7日
- SSDのデータ消去は難しい:ぱふぅ家のホームページ
- パソコンを廃棄するときにはハードディスクを破壊する:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)

端末の耐用年数は約5年とされ、2026年度以降に廃棄・更新が進む見込みです。端末には成績、出席、学習履歴、写真、いじめ相談など多くの個人情報が保存されています。