PHP側の準備
まず、以下の手順でファイルのコピーとリネームを行う。
- php7 ディレクトリにある php.ini-development を C:\windows にコピーし php.ini にリネームする。
php.iniの調整(UTF-8の場合)
日本語(UTF-8)でスクリプトを書くために、php.ini の設定値を下記のように調整する。
UTF-8でスクリプトを書く場合 |
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date.timezone = "Asia/Tokyo" ; 変更 default_charset = "UTF-8" ; 変更(PHPをインストールしたディレクトリを指定) extension_dir = "C:\Program Files\PHP7.0\ext" ; コメントを外す extension=php_mbstring.dll ; 変更 ; ここは初期値でコメントになっているので注意。 mbstring.language = Japanese |
Apache側の調整(32ビット版)
httpd.conf に以下の行を加える。
OpenSSLや cURL関数を利用する場合は、以下の3つのファイルを Apacheがインストールされている binフォルダへコピーする。
Apacheを再起動させる。エラーメッセージが出なければ、PHPが利用できるようになる。
LoadFile "C:/Program Files/PHP7.0/php7ts.dll"
LoadFile "C:/Program Files/PHP7.0/libpq.dll"
LoadModule php7_module "C:/Program Files/PHP7.0/php7apache2_4.dll"
AddType application/x-httpd-php .php
OpenSSLや cURL関数を利用する場合は、以下の3つのファイルを Apacheがインストールされている binフォルダへコピーする。
- libeay32.dll
- libssh2.dll
- ssleay32.dll
Apacheを再起動させる。エラーメッセージが出なければ、PHPが利用できるようになる。
Apache側の調整(64ビット版)
httpd.conf に以下の行を加える。
OpenSSLや cURL関数を利用する場合は、以下の3つのファイルを Apacheがインストールされている binフォルダへコピーする。
Apacheを再起動させる。エラーメッセージが出なければ、PHPが利用できるようになる。
LoadFile "C:/Program Files/PHP7.0/php7ts.dll"
LoadFile "C:/Program Files/PHP7.0/libpq.dll"
LoadModule php7_module "C:/Program Files/PHP7.0/php7apache2_4.dll"
AddType application/x-httpd-php .php
OpenSSLや cURL関数を利用する場合は、以下の3つのファイルを Apacheがインストールされている binフォルダへコピーする。
- libcrypto-1_1-x64.dll
- libssh2.dll
- libssl-1_1-x64.dll
- nghttp2.dll
Apacheを再起動させる。エラーメッセージが出なければ、PHPが利用できるようになる。
動作確認
最後に、PHPが動作していることを確認する。
以下のスクリプトファイルを phpinfo.php という名前で、Apacheが参照できるディレクトリにセーブする。
下図のようにPHPのバージョン番号などが表示されれば正常に動作している。
以下のスクリプトファイルを phpinfo.php という名前で、Apacheが参照できるディレクトリにセーブする。
<?phpWebブラウザを開いて、このスクリプトを実行する(例:https://localhost/pahoo/phpinfo.php)。
phpinfo();
?>
下図のようにPHPのバージョン番号などが表示されれば正常に動作している。
参考サイト
- PHP 7 をインストールする:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)
なお、MacOS X やLinuxでの利用については下記サイトが詳しいので参考にしてほしい。