水車生そばは、水車と石臼でそば粉を挽く昔ながらの製法を守る

2016年10月15日 撮影
水車生そば
水車生そば (すいしゃきそば) (山形県天童市鎌田本町1-3-26)は、1861年(文久元年)創業の老舗だ。

創業当時は雑穀の賃挽きと生そばの賃切りで商売しており、冬期限定で蕎麦の出前を行っていた。
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水車 - 水車生そば
金属製の機械を使うと熱によってそば粉が変質してしまうことから、現在も大きな水車の力で石臼を回し、ソバの甘皮から胚芽の部分、芯までを選別することなく粉に挽いた100%のそば粉を使って蕎麦を打っている。
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石臼塚 - 水車生そば
ソバは、地元山形と北海道の契約農家で栽培したものを自然乾燥し、特設した低温倉庫で貯蔵し、風味を損なわないよう当日使用する分だけ製粉している。

店の庭には、美味しい蕎麦で人の糧を生み、長い間働いてくれた石臼に感謝し、ていねいに供養した臼塚がある。

20年ほど前、賄い食として蕎麦に使う和風だしと鶏肉を使って食べていたラーメンが口コミで広がり、鳥中華としてメニューに加わった。元祖・鳥中華として人気だ。
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石臼塚 - 水車生そば
そば定食を食べた。
コシのある太い蕎麦に、新米のつや姫のご飯。揚げ物など、おかずも盛りだくさんで、かなりのボリューム。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR天童駅から徒歩15分
【バス】
  • 山交バス「天童温泉」停留所から徒歩2分
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出発地の最寄駅:

目的地:水車生そば

近隣の情報

(この項おわり)
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