富山ライトレール TLR0600形の愛称は「ポートラム」

2車体連節低床式路面電車
富山ライトレール TLR0600形
2013年6月20日 富山駅北停留場 写真:パパぱふぅ
TLR0600形は、富山ライトレール株式会社(2020年3月、富山地方鉄道に吸収合併)の車両である。通称はポートラム。
2006年(平成18年)4月29日の同社開業に伴いデビューした。2007年(平成19年)の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞している。
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富山ライトレール TLR0600形
2018年8月12日 富山駅北停留場 写真:こぱふぅ
ドイツの車両製造メーカー「アドトランツ」の技術を元に、新潟トランシスで7編成がライセンス生産された。2車体連節低床式路面電車で、ステップの高さはわずか30センチ。全長18.4メートル、全幅2.4メートル、全高3.407メートル、車両重量は約25トン。最高速度は60km/h。7編成が製造された。
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富山ライトレール TLR0600形
2013年6月20日 富山駅北停留場 写真:パパぱふぅ
外装は立山の新雪をイメージした白を基調とし、フロントウインドシールドの下縁部と乗降口の周囲には、虹にちなんだ7色(赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫)の異なるアクセントカラーが編成ごとに施されている。
富山ライトレール TLR0600形
2013年6月20日 富山市内 写真:パパぱふぅ
マスコットキャラクターとして、富山県立富山北部高等学校情報デザイン科の生徒によりデザインされた、ネコと電車をモチーフとする「とれねこ」がある。編成数と同じ「7匹」がおり、編成に対応してそれぞれ特徴と性格が設定されている。
富山ライトレール TLR0600形
2018年8月12日 写真:こぱふぅ
締め切った状態で車体外壁と凹凸がなくなるプラグドアを採用している。
デザイン的に美しく、また、空気抵抗による風切音などの騒音が低減できる。降雪量の多い富山では、着雪防止の効果もある。また、戸袋が不要になるため、車内スペースを広くとることが可能になる。
一方で、構造が複雑で、破損や動作不良などのリスクが増えるほか、維持費もかかる。
富山ライトレール TLR0600形
2013年6月20日 写真:パパぱふぅ
定員は80人、座席28人で、広々とした車内になっている。
連接部はロングシートで、その他はボックスシートになっている。
バックミラーを装備しておらず、車外にあるCCDカメラによって左右後方の映像を運転台の液晶モニタに表示している。

富山ライトレール株式会社は、2004年(平成16年)4月に創立された第三セクター方式の鉄道会社で、JR西日本から引き継いだ富山港線を路面電車化して運行している。
富山ライトレール TLR0600形
2018年8月12日 写真:パパぱふぅ
現在、JR富山駅南側を走る富山地方鉄道富山市内軌道線(セントラム)との富山路面電車南北接続事業が進んでおり、2020年(令和2年)春には接続が完了する予定だ。
鉄道むすめ 岩瀬ゆうこ
2018年8月12日 写真:こぱふぅ
富山ライトレールの鉄道むすめは岩瀬ゆうこ――富山ライトレールのポートラム・アテンダントで、キャッチフレーズは「7色のポートラムで、皆様をお待ちしております」。
大家族の末っ子で、愛情いっぱいで育ち、周囲にとても優しいという。介護福祉士の資格をもっている。マスコットキャラクター「とれねこ」を受けて、ネコ好きで、ネコ語が分かるという設定になっている。

なお、本物のポートラム・アテンダントは、2010年(平成22年)8月から常務を開始し、2018年(平成30年)3月21日に終了している。
富山ライトレール TLR0600形
2018年8月12日 岩瀬浜駅 写真:こぱふぅ
きときとバスに乗って、富山港線の終点・岩瀬浜駅(富山県富山市岩瀬天神町45番地)に到着した。
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1924年(大正13年)7月、富岩鉄道の岩瀬港駅として開業。1938年(昭和13年)1月に岩瀬浜駅に改名した。翌年、現在地に移転し、1943年(昭和18年)6月に国鉄富山港線の駅となった。1987年(昭和62年)4月、JR西日本に移管され、2006年(平成18年)4月、富山ライトレールの駅となった。

運行ルート

岩瀬浜駅から富山駅北停留場までの7.6km770メートルを約24分で結ぶ。
運賃は200円均一(小学生100円)。
富山ライトレール 関連
(この項おわり)
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