都電荒川線 8800形は4色のカラーリング

荒川線の未来を開く、先進性と快適性
都電荒川線 8800形
2014年7月15日 写真:こぱふぅ
都電荒川線 8800形は、「荒川線の未来を開く、先進性と快適性」をコンセプトに、丸みのあるスタイルで優しさと親しみやすさをイメージしたデザインとし、2009年(平成21年)4月26日にデビューした。

従来の車両の約2割の省エネを実現している。
最初に落成した2両は、5月31日まで、東京都下水道局森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電によるグリーン電力で運行した。期間中に消費する運行電力(12,000kWh)相当のグリーン電力証書を購入することで、5,100㎏のCO2削減に貢献したとしている。
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都電荒川線 8800形
2014年7月15日 写真:こぱふぅ
8801号車から8805号車までのカラーリングはローズレッドである。これは、荒川線沿線に植栽されているバラをイメージしたものである。

車両定員は61名と、7500形に96名に比べてだいぶ少ない。
営業最高速度は40km/h、制御装置は東洋電機製造のIGBT-VVVFインバータである。
アルナ車両が製造した。
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都電荒川線 8800形
2014年7月15日 写真:こぱふぅ
2010年(平成22年)10月22日には、バイオレット色の8806、8807号車が営業運転を開始した。
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都電荒川線 8800形
2014年7月15日 写真:こぱふぅ
車内には、荒川線の車両で初めてLCDによる車内案内表示装置を設置した。
また、客窓は荒川線では初めて横に長い大型窓が採用され、上部が引き違い式に開閉できるようになっている。
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2016年10月30日 三ノ輪橋停留所 写真:こぱふぅ
2010年(平成22年)12月25日には、オレンジ色の8808、8809号車、イエローの8810号車が営業運転を開始し、当初計画の10両すべてが揃った。
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2014年7月15日 写真:こぱふぅ
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2014年7月15日 写真:こぱふぅ
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都電荒川線 関連
(この項おわり)
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