
2007年5月28日 新宿駅 写真:ままぱふぅ
東武鉄道 100系電車は、1990年(平成2年)6月にデビューした特急型車両である。1990年(平成2年)にグッドデザイン賞、1991年(平成3年)に鉄道友の会ブリーリボン賞を受賞した。
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(1920×1562 ピクセル, 1122 Kbyte)

2003年12月28日 北千住駅 写真:ままぱふぅ
2006年(平成18年)3月18日から、JR新宿駅と東武日光駅・鬼怒川温泉駅間を、JRと相互乗り入れする特急「スペーシア」の運行が始まった。

2006年11月8日 北千住駅 写真:ままぱふぅ
民鉄の特急形電車としては初めてVVVFインバータ制御方式を採用。車体は、軽量化、低重心化、気密性や遮音性を考慮し、東武鉄道で初めてアルミニウム合金を使用した。省エネルギー、省メンテナンス化を図った車両となっており、カーブや勾配が多い路線ながら130km/hの営業運転を可能としている。

6両編成9本(計54両)が製造された。

6両編成9本(計54両)が製造された。
リニューアル

2016年8月14日 下今市駅 写真:こぱふぅ

2016年8月14日 下今市駅 写真:こぱふぅ
客室内装をリニューアルしたスペーシアが、2011年(平成23年)12月から営業運転開始した。
隅田川の水をモチーフとした淡いブルーをイメージカラーにした写真の「粋」編成は、2012年(平成24年)2月に登場した
隅田川の水をモチーフとした淡いブルーをイメージカラーにした写真の「粋」編成は、2012年(平成24年)2月に登場した

2019年5月3日 下今市駅 写真:こぱふぅ
3号車にはビュッフェや自動販売機があり、飲み物や軽食を購入できる。また、北千住駅から下今市駅までの間は車内販売もある。

2019年5月3日 栃木駅 写真:こぱふぅ
東京スカイツリーのライトアップデザイン「雅」をイメージした江戸紫とした写真の「雅」編成は、2011年(平成23年)12月に登場した。
日光詣スペーシア
日光東照宮四百年式年大祭にあわせ、2015年(平成27年)4月、世界遺産である日光二社一寺の色鮮やかな代表建造物をイメージした特別塗装車「日光詣スペーシア」の運行を開始した。

側面には、日光二社一寺の家紋を配したエンブレムを掲げている。
コンパートトメント

スペーシアは、民鉄で初めてのコンパートトメント(個室)が導入された。
その他、ビュッフェ、カード専用公衆電話等を備え、座席は、2人掛け回転式リクライニングシートで、シートピッチも1,100mmと広く設計されている。
その他、ビュッフェ、カード専用公衆電話等を備え、座席は、2人掛け回転式リクライニングシートで、シートピッチも1,100mmと広く設計されている。

コンパートメントは6号車に6室あり、4人用ボックスシートとなっている。バブル時代を彷彿とさせる設計で、床面全体にカーペットが敷かれており、テーブルは大理石でできている。
座席幅は新幹線グリーン車なみで、足を伸ばしてもぶつからないほどの広さがある。
座席幅は新幹線グリーン車なみで、足を伸ばしてもぶつからないほどの広さがある。

コンパートメントの通路。

特急料金とは別に、1室あたり3千円前後の個室料金を支払う。4人で利用すると、1人当たり800円前後と安い。

特急料金とは別に、1室あたり3千円前後の個室料金を支払う。4人で利用すると、1人当たり800円前後と安い。
(この項おわり)