日光駅は大正時代の「白い貴婦人」の姿をとどめる

2016年8月13日 撮影
日光駅
日光駅(栃木県日光市相生町115)は、日本鉄道が 1890 年(明治 23 年)8 月 1 日に開業した。日光東照宮や中禅寺湖など日本有数の観光地であり、開業当初から国内外の貴賓が多く訪れる駅で、「夏には外務省が日光に移る」と言われた。
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日光駅
1906 年(明治 39 年)11 月、日本鉄道は国有化。1912 年(大正元年)8 月 25 日、2 代目駅舎が落成。これが現在の駅舎である。
入口は観音扉となっており、駅としては日本唯一である。
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日光駅
2階は、一等旅客線用の待合室である。一時閉鎖されていたが、1989 年(平成元年)2 月、ホワイトルームとして再オープンした。漆喰で装飾された天井から吊り下がる巨大なシャンデリアが、往時の姿をとどめている。入場無料。
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日光駅
駅前には「日光のおいしい水」が湧きだしている。男体山系の湧き水で、日本で最もおいしい水として定評がある。

駅の左手には貴賓室があるが、ふだんは入ることはできない。
日光駅は、ネオ・ルネサンス様式のハーフティンバー様式木造洋風建築2階建てで、当時の鉄道院技手の明石虎雄 (あかしとらお) が設計したものとされている。「白い貴婦人」の別名がある。
日光駅
入口の天井には「日光駅の鳴竜」が描かれている。
「大きく息を吸って拍手をひとつ 日光の鳴竜と同じような声が聞こえます」と書いてあるが、残念ながら、拍手をしても何も聞こえなかった。
日光駅
自販機も、時代を感じさせる落ち着いたデザインになっている。
日光警察署駅前交番
日光警察署駅前交番は 1993 年(平成 5 年)に建てられた。
東武日光駅
日光駅から西北西へ 200 メートル行くと、東武日光駅(栃木県日光市松原町4-3)がある。1929 年(昭和 4 年)10 月 1 日に開業すると、国鉄と東武の競争が始まった。
結局、運賃・所要時間で東武鉄道に軍配が上がり、1982 年(昭和 57 年)、上野から直通する列車は全廃となった。
JR新宿・東武日光 直通特急列車乗り入れ記念
2006 年(平成 18 年)、JR 東日本は東武鉄道と直通しての特急列車の日光乗り入れを再開したが、東武日光駅からの発着している。
日光駅と東武日光駅の間に、「JR 新宿・東武日光直通特急乗り入れ記念」モニュメントと、その両端に記念プレートが掲示されている。
景観保全形成活動への協賛者として記念プレートを購入すると、購入者の名前を記したプレートが掲示される仕組みだが、木製のため古いものは字がかすれて読めなくなっている。

交通アクセス

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(この項おわり)
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