特急「りょうもう」200系は乗り心地や車内サービス向上

1800系に代わる急行車両
特急「りょうもう」200系
2021年10月23日 川俣駅~茂林寺駅前間 写真:こぱふぅ
東武鉄道 200 系電車は、1993年(平成5年)2月から 1800系 に代わる急行車両として就役した。
2001年(平成13年)3月には、速度を向上して特急列車化を図り、現在は9編成が就役している。
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特急「りょうもう」200系
2021年10月23日 川俣駅~茂林寺駅前間 写真:こぱふぅ
2021年(令和3年)8月、デビュー30周年を記念し、一部編成が1800系の塗装を再現したリバイバルカラーに塗装変更された。座席モケットも1800系と同じものに変更されている。
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特急「りょうもう」200系
2003年12月28日 北千住駅 写真:パパぱふぅ
主制御装置は添加励磁装置付きとし、乗り心地の向上を図っている。また、車椅子スペース、身障者対応洋式トイレを備え、サービスの向上を図っている。

座席は2人掛け回転式リクライニングシートで、その他、飲料水の自動販売機、カード専用公衆電話を備えている。
特急「りょうもう」200系
2016年8月13日 東武浅草駅 写真:こぱふぅ
全鋼製車体で、前頭部形状は100系(特急スペーシア)と同じ流線型だが、よりシャープさをスピード感を出す直線的なデザインとなっている。前面窓は、1枚の大型曲面ガラスである。
客室の側面窓は幅1,570mm、高さ800mmの複層型一枚窓で、扉は900mm幅の片開扉を各車片側1箇所備える。

1998年(平成10年)2月に増備された1編成は、VVVFインバータ制御やボルスタレス台車といった最新技術を導入し、250系という別形式に区分されている。
東武鉄道 関連
(この項おわり)
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