東急東横線 5000系は人と環境にやさしい車両

2021年11月6日　多摩川駅　写真：こぱふぅ

東急 5000系電車は、2002年（平成14年）5月に営業運転を開始した東京急行電鉄の通勤形電車である。最高速度は120km/h。
東急の標準車両という位置付けで、JRのE231系をベースにすることで開発コストを約30％削減。

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2021年11月6日　多摩川駅　写真：こぱふぅ

2017年（平成29年）8月28日に東急東横線の開通90周年を迎えたことを記念し、1954年（昭和29年）から1986年まで活躍した旧5000系の緑色の塗装（通称：青ガエル）を再現したラッピング電車が運行している。

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2024年2月8日　多摩川駅　写真：パパぱふぅ

5000系は横浜みなとみらい線へ乗り入れている。
現在も製造が続いており、年代によって改良が加えられている。

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2010年8月20日　渋谷駅　写真：こぱふぅ

コンセプトは「人と環境にやさしい車両」。
人への配慮として、E231系より100mm低い吊り手を1両あたり22個設置したり、荷物棚を57mm下げることで、子供や小柄な乗客に配慮している。これらは3000系から受け継いだ東急独自の工夫だ。
また、環境への配慮として、主要機器については3000系をベースに大容量化することにより台数を削減し、騒音の軽減および消費電力の削減を図っている。全電気ブレーキ制御により、空気ブレーキを使わずに停止することができる。

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（この項おわり）

2010年09月10日作成／2025年06月07日更新