SL大樹は C11形蒸気機関車が牽引する

昭和ノスタルジー満載
2019年6月23日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
東武鉄道の SL 大樹は、C11 207蒸気機関車によって運行している。
1941 年(昭和 16 年)12 月に製造され、終戦後は北海道で活躍していた車両である。1974 年(昭和 49 年)10 月に廃車となったが、2000 年(平成 12 年)10 月から SL ニセコ号として復活した。その後、東武鉄道に貸し出され、2017 年(平成 29 年)8 月から運行開始した。

大樹は、日光東照宮に関係する将軍の尊称であり、また、東京スカイツリーを連想させることから、力強く大きく育ってほしいとの想いを込めて名付けられた。
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2019年6月23日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
全長12.7 メートル、全高3.9 メートル、重量66 トン。最高速度は 85km/h。
C50 形をさらに小型化した C10 形と同様、鉄道省の島秀雄 (しま ひでお) が設計にあたった。のちに、東海道新幹線や国産ロケットの開発にも関与する。
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2019年6月23日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
ボイラー上部に 2 基の蒸気タービン発電機を備えているが、ATS とデジタル無線装置への電力供給が不足する場合があり、客車の床下に搭載されているディーゼル発電機からの電力供給を受けられるようになっている。
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2019年6月23日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
編成の末尾にはディーゼル機関車 DE10 1099 が接続され、終着駅で客車の入替などで活躍する。1099 号機は JR 東日本から譲り受けたものだ。
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2019年8月3日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
2019 年(令和元年)8 月 3 日の「日光夏の花火大会」に合わせ、オリジナルヘッドマークを掲出して運転した。
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2019年8月3日 鬼怒川温泉駅 写真:こぱふぅ
DE10 にもオリジナルヘッドマークを掲出した。
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3 両ある客車は、JR 四国から譲り受けた昭和 40~50 年に製造された 14 系を用い、昭和のノスタルジーを感じさせる。

下今市駅と鬼怒川温泉駅の間を、土日・休日に運行している。乗車時間は 35 分ほど。
客車の外観、内観は製造当時のままで、快適な旅ができるよう、トイレ・座席シート・カーテンなどはリニューアルされている。座席は、グリーン車同等のシートピッチだ。
車端部にはラウンジがあり、往時の夜行急行列車を想起させる。
SL大樹 関連

参考サイト

(この項おわり)
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