御堂筋線30000系は2009年3月に登場

第三軌条方式路線の最新鋭車両
御堂筋線30000系(31系)
2021年11月22日 天王寺駅 写真:こぱふぅ
30000系電車は、大阪メトロ(旧・大阪市交通局)の地下鉄用通勤形電車で、10系の置き換え用として2009年(平成21年)3月に登場した。御堂筋線仕様車は31系、谷町線仕様車は32系とも表記する。

新20系をベースに、バリアフリー対策や省エネルギー、火災対策や列車衝突時の安全性向上、案内表示の利便性向上を盛り込んだ。
御堂筋線30000系(31系)の大きな写真大きな写真
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車体は軽量ステンレス構体で、レーザー溶接を導入し強度を向上させた。前頭形状は従来の切り妻形から丸みを帯びた形状に変わっている。行先表示器にはLED式を本格採用した。走行機器にはVVVFインバータを採用、車内には液晶ディスプレイを備え、四か国語による案内が行われている。

大阪メトロは第三軌条方式で、感電の危険があることから給電電圧は直流750Vと、郊外型の半分に抑えられている。30000系は、補助電源装置として、大阪メトロで初めてとなるSIVを搭載している。
御堂筋線30000系電車 関連

参考サイト

(この項おわり)
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