FireFileCopyで高速コピー

2004年3月 入手
FireFileCopy
CD-ROMやUSBメモリ、ファイルサーバから大きなファイルをコピーすると時間がかかる――こんな時でも高速にコピーしてくれるのが「FireFileCopy」だ。動作環境はWindows Vistaまでであるが、Windows 10でも問題なく動作する。
種別 ユーティリティ
価格 無償
動作環境 Windows 95 / 98 / Me / NT4 / 2000 / XP / Vista
製作者 A-1 DRIVE
公式サイト https://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/pc/sw/ffc/(リンク無)
最新バージョン 4.9.1(2009年7月31日)

動作原理

作者による「FireFileCopyとは」に記載されているとおり、FireFileCopy はメモリ上にコピー用のバッファ領域を確保し、複数のファイルも連続してバッファに読み込み、ディスクへ書き込むことを行うことで高速コピーを可能にしている。

サイズが小さなファイルを複数コピーする場合や、逆に大きなファイルを一気にコピーする際に効果が出る。また、アクセス速度の遅いCD-ROMやUSBメモリ、ファイルサーバとのコピーでも、バックグラウンドで動くので、CPUに負荷をかけずにコピーを行える。
逆に、同じドライブ間のコピーでは効果が出ない。

移動モードも用意されている。これは、コピーした後でファイルを削除する。

シェル拡張

FireFileCopy
インストールすると、エクスプローラの右クリックメニューを拡張する形で、左図のように FireFileCopy が追加される。

コピーしたいファイルやフォルダを選択し、右クリックして実行する。

コピー先に同名ファイルがあると、上書きするかどうかを確認する「確認」モードに加え、更新日時やサイズを比較して上書きするモードなど、複数の対応方法を選ぶことができる。

参考サイト

(この項おわり)
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