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Norton 360 は コンピュータ・ウイルスから迷惑メール、スパイウェア、フィッシング詐欺まで、さまざまなセキュリティ対策を講じてくれるとともに、ディスクの最適化や不要になったファイルの削除、ファイルのバックアップなどのメンテナンスも行ってくれるソフトである。Norton Internet Security に PC メンテナンス機能が付いたソフトと考えてもらえばいいだろう。
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“買い”のポイント=いままでの実績 |
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一般的に、複数メーカーのセキュリティ対策ソフトや PC メンテナンス・ソフトをインストールすると不具合が発生し、最悪の場合、ディスクがクラッシュする。これらのソフトを使う場合は同一メーカーにするのが定石だが、私の場合、10 年以上、Symantec製品のお世話になっている。
今年も Norton Internet Security のライセンス期限が近づいてきた。大切なファイルも増えてきたので定期バックアップも必要だと考え、試しに Norton 360 を使ってみることにした。バックアップもセキュリティ対策の一種というわけだ。楽天ダウンロードからダウンロード購入した。 |
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Norton 360 の特徴 |
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メインメニューは、PC メンテナンス機能がある分、Norton Internet Security より増えているが、基本的には初心者向きで見やすい。危険があるときのアドバイスが表示され、ワンクリックで解決できる。インストール時に、必要と感じられる対策機能がすべて ON になるので、初心者にもお勧めできる。 メインメニューの [タスクと設定] タブをクリックすることで、細かい設定画面に遷移する。 ただし、Norton Internet Security から乗り換えの場合、Internet Security は自動的にアンインストールされ、その設定値も引き継がれないので注意が必要だ。また、Norton SystemWorks も自動的にアンインストールされる。 |
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Norton 360 ではルートキット検出機能が追加された。 かつては Norton シリーズにも機能が搭載されていた時期がある。根が深い問題である。 Norton SystemWorks 2005 で実装されていたレジストリ最適化や「ゴミ箱」機能を愛用していたのだが、Norton 360 にはそうした機能はない。 バックアップ機能については、ローカルドライブの他、登録ユーザーに提供される 2GB のネットストレージにバックアップすることもできる。作業中のテキスト・ファイルなど、小さい容量ながら頻繁にバックアップしておく必要があるものについては、いつでもどこでもバックアップできるネットストレージは便利である。 |
昔と違って Norton シリーズは軽くなった |
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Norton Internet Security には様々な評判がある。その中で悪いものの代表が、動作の“重さ”である。2007 年版や Norton 360 バージョン 1.0 まではこの現象が続いていたが、バージョン 2.0 で大幅に改善された。後述するように Atom を搭載したネットブックでも利用しているが、動作がもたつくことはほとんどない。
以前は他のアプリの暴走によって Norton 360 が影響を受けることもしばしばで、最悪の場合、CPU パワーを使い切ってしまうこともあった。しかし、暴走してもセキュリティ対策は正常に動作しているという安心感があり、他社ソフトに乗り換えずに使い続けている。 |
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ライセンス:3台のPCで利用できる |
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このシリーズを使っていて悩ましいのが更新料の問題である。他社では無料化の動きも出ているが、Symantec製品では年間数千円の出費を覚悟しなければならない。 一方で、ウイルス・パターンを更新するには、それなりのコストがかかっているのだから、無料のビジネスモデルには無理がある。ユーザー数が増えなくなった時点で破綻するのではないだろうか。 Norton 360 では、家庭で使っている 3 台の PC まで同一価格で使えるようになった。ライセンス料の考え方については、少し前進があったものとみている。 2009 年 1 月現在、こぱふぅが使うミニノート PC「SOTEC C101B4」と、パパぱふぅが使うノート PC「Let's note CF-Y7D」で利用しているが、とくに問題は起きていない。 しかし、Norton Internet Security からの乗り換えで、同じアカウントで登録しているにもかかわらず、2週間あった残存ライセンス期間を引き継ぐことができなかった。Symantec によると、同一シリーズでないと引き継ぎはできないということである。この点については、今後、改善検討していただきたい。 |
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バージョン 2.0 の特徴 |
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2008 年 3 月にバージョン 2.0 の販売が始まった。 新バージョンでは、安全でないワイヤレスネットワークに接続した時にアラートを表示するようになった。公衆無線LAN はリスクが高いので(「無線LAN スポット利用上の注意」参照)、この機能は心強い。 また、パスワードなどの個人情報を保存する機能や、携帯音楽プレーヤーで保存する楽曲データなどのバックアップ機能が追加された。 |
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バージョン 3.0 の特徴 |
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2009 年 3 月 6 日、バージョン 3.0 のダウンロード販売がはじまった(店頭販売は 3 月 19 日から)。
バージョン 3.0 は、Norton Internet Security 2009 (NIS2009)の特徴を受け継いでおり、約 1 分程度のインストール時間や約 10M バイトというメモリ使用量など、PC に負担をかけない実行環境を実現した。 |
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新機能 Norton Safe Web は、Yahoo!や Google などの検索結果に、Web サイトの安全性を「安全(緑色)」「注意(黄色)」「警戒(赤色)」の 3 段階で知らせる。 新機能 Norton Insighet は、統計的に信頼できると判断したファイルはスキャン対象から外すことで、スキャン時間を短縮する。また、きわめて短い間隔でパターンファイルのアップデートを行う Pulse Update 機能が追加された。 ファイルバックアップ機能では、ネットブックでの使用を考慮して USB メモリへの保存に対応した。 |
バージョン 4.0 の特徴 |
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2010 年 2 月 23 日、バージョン 4.0 のダウンロード販売がはじまった(店頭販売は 2 月 26 日から)。 同日、旧バージョンからの無償アップデート・サービスが始まった。いままでのライセンスはそのまま継続して利用できる。 ダウンロード実行すると自動的にバージョン 3.0 をアンインストールし、数分でインストールが完了する。これは速い。 いままでの設定はそのまま受け継がれる。 |
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バージョン 4.0 は、Norton Internet Security 2010(NIS2010)で実装されたレピュテーション技術が搭載された。数千万のノートンユーザー(ノートンコミュニティウォッチ)から収集した膨大なデータベースを背景に、プログラムやファイルの安全性を統計的に評価するもので、定義ファイルの更新では間に合わないような新しい脅威にも迅速に対応できるという。同時に、検索エンジンの結果に表示された Web サイトの安全評価を行う「Norton Safe Web」も強化された。
PC への負荷は、さらに軽くなった。 CPU の使用状態に応じてプログラムを段階的に起動する起動マネージャが強化され、PC の起動速度を高速化できるほか、スキャン時間やメモリ使用量もより抑えられている。 バージョン 3.0 のときは、おそらくウイルスチェックをしているのだろうが、アイドル時に冷却ファンが激しく回転することがあった。バージョン 4.0 では、それも無くなった。 標準で 2G バイトのオンラインストレージが付いてくる。 Web からのアクセスも可能になり、Norton ユーザーでない家族や友人とのファイル交換の場としても利用できる。 |
関連ページ |
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(この項おわり)
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2007年10月18日 作成
2010年02月24日更新
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