スケジュール帳「QUO VADIS」を革製カバーでくるむ

2008年11月購入
2009年(平成21年)のビジネス手帳は「QUO VADIS」にした。
貧乏暇無しというか、仕事のスケジュールが多くなり、今年から手帳を文庫本サイズに変えた。

勝手帳」は使いやすい手帳だったのだが、2009年(平成21年)は生産中止になってしまった。残念である。そこで、以下のような条件で新しいスケジュール手帳を捜した。
  • 1週間の見開きタイプ
  • 月曜日はじまり
  • 時間軸が印刷されている
  • 栞が必要。
  • 名刺やカードが入れられるポケット必要。
  • 無地または罫線入りのメモ書きページが20ページ以上必要。
  • 付箋紙を取り出しやすいような、うまい工夫がほしい。
  • 予算は5千円以下。
手帳「QUO VADIS」
そこで買ったのが「QUO VADIS BUSINESS」――QUO VADISの中で最もポピュラーなタイプらしい。

表記がすべて英語(日本の祝祭日のみ日本語)なので、慣れるまでが辛い(苦笑)。
世界地図や度量衡換算表はもちろんのこと、国内・国際郵便料金や元号/年齢換算表が入っている。英語表記が分からないときに役立つ。
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手帳「QUO VADIS」
QUO VADIS の特徴は、「アジェンダプランニング」と「ドミナント」の2つ――。
「アジェンダプランニング」とは、1日の予定を縦軸に、1週間の予定を横軸に配置した、お馴染みのスケジュール帳のフォーマット。「ドミナント」とは、日付のすぐ下に、その日の最重要イベントを書き込むフォーマットのことである。
今までの手帳でも日付の下に書いていたのだが、このように枠として用意してくれると、とても書きやすい。誰も考えることが一緒なのだと感じる。
さらに、「電話」「メール」「会う」「書く」といったToDoリストは週の右側に書き込むことができる。
手帳「QUO VADIS」
QUO VADISは、1952年(昭和27年)、南フランス・マルセイユに住む外科医フランソワ・ベルトラミが考案した。
彼は、既成のスケジュール帳の使いにくさに頭を痛めていた。そこで、1週間の予定がひと目で見渡せるフォーマットを作成し、それをスタンプにして、白い紙に押して使っていた。その使いやすさが口コミで広がり、1954年(昭和29年)に会社を興した。その際に、商標登録したのが「アジェンダプランニング」と「ドミナント」である。
手帳カバー「Italian Natural Tanned Leather」
今回、QUO VADIS の中身だけ購入して、別に革製の手帳カバー「Italian Natural Tanned Leather」を購入した。QUO VADIS のサイズが 10 × 15 cm とほぼ文庫サイズなので、文庫本カバーを代用したのである。
置き忘れたり、他人が間違わないように、派手目の色のものを選んだ。また、表紙に名入れを施した。

定期入れのポケットには、付箋紙やカード電卓を入れている。
かつて使っていた「超」整理手帳は、A4用紙を四つ折りにして格納するために作られたサイズだったが、文庫本カバーもA4用紙を縦横に四つ折りにすることで収納できることに気づいた。いまは、A4プリンタ用紙(白紙)をメモ用紙に、手帳に挟んである。
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その後、メモすることが多くなったので、2012年(平成24年)からはコクヨの「キャンパスダイアリー」とメモ帳「CamiApp」に中身を差し替えて使っている。
(この項おわり)
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