多摩湖自転車道を走る

2005年4月30日 撮影

スタート地点

多摩湖自転車道始点
こぱふぅが補助輪無しの自転車に乗れるようになって1年経過した。今日は自転車で遠出をしようということで、多摩湖自転車道を走って多摩湖へ向かった。

多摩湖自転車道は、武蔵野の五日市街道から多摩湖に至る水道導水路の上と多摩湖一周の一般道路沿を利用して設置された全長21.9kmの大規模な自転車歩行者専用道路である。
多摩湖自転車道始点の大きな写真大きな写真
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起点の武蔵野市関前五丁目交差点(東京都西東京市新町4丁目1)は、五日市街道または井の頭通りからアクセスできる。ここから、田無、小平、東村山、東大和、武蔵村山の各市を抜け、多摩湖をほぼ一周、東村山市多摩湖町3丁目に至るまでの路線は、都立小金井公園サイクリングコース、都立狭山自然公園サイクリングコースなどと結び、並行して緑道も設置されている。
ゼロキロポスト-多摩湖自転車道
起点となる保谷市新町3丁目(五日市街道沿い)から、路面にキロポストが埋め込まれている。写真はゼロ・キロポスト。
ゼロキロポスト-多摩湖自転車道の大きな写真大きな写真
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多摩湖自転車道
自転車道沿いには色とりどりの草花を見ることができる。とくに、東村山市の花であるツツジの種類が豊富。子どもの野外教育にもってこいである。
今回は、自宅から出発し、多摩湖自転車道を走り、村山貯水池を回って帰ってきた。

田無タワー

田無タワー
写真の田無タワー(正式名称は「スカイタワー西東京」)は、鋼鉄製独立型タワーで、高さ195メートル。1989年(昭和64年)完成。日本の塔としては、東京タワー、福岡タワーに継ぐ3番目の高さを誇る。その形は日本古来の五重塔をモチーフにしたといわれており、断面は八角形をしている。
田無タワーの大きな写真大きな写真
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ケロロ軍曹」(吉崎観音=原作、漫画、アニメ)、「あたしンち」(けらえいこ=原作。漫画、アニメ)などに登場する。
田無タワーは、株式会社田無タワーが運営している。
このタワーの役割は、東京西部地域への主として移動体通信の中継だが、コミュニティFM放送であるFM西東京84.2MHzも、このタワーから放送されている。また、地域住民へのサービスとして、日没後深夜まで翌日の天気予報を塔先端の照明を替えることにより行っている(晴は紫、曇は黄緑、雨は青)。

小金井公園

小金井公園入口
ここから南へ少し行くと小金井公園がある。
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小金井公園は、東京都小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市にまたがる77ヘクタールの広大な都立公園だ。JR中央線・武蔵小金井駅から西武バス「小金井公園西口」下車、関東バス「江戸東京たてもの園前」・「小金井公園前」・「スポーツセンター前」下車。有料駐車場あり。
皇紀2600年(令和582年)を記念して計画された小金井緑地が原形となり、1954年(昭和29年)1月に小金井公園として開園した。桜の名所としても人気がある。バーベキューもできる。

花小金井駅

花小金井駅
西武新宿線の花小金井駅。
多摩湖自転車道は、ここからしばらく西武新宿線と並行して走る。
花小金井駅の大きな写真大きな写真
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花小金井駅は、西武新宿駅から急行で22分の所にある。

小平ふるさと村

小平ふるさと村
小平ふるさと村(東京都小平市天神町2-57)は、小平市が解体保管していた4棟の建物を復元し、1993年(平成5年)にオープンした。入場無料。
園内には、江戸初期から中期の建物を復元した開拓ゾ-ン、江戸後期の建物を復元した農家ゾ-ン、明治以降の近代ゾ-ンと各時代の建物が並んでいる。
ここも「ケロロ軍曹」に登場する。
小平ふるさと村の大きな写真大きな写真
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ふるさと村は、西武新宿線・小平駅より徒歩20分、花小金井駅より徒歩25分。
西武バス 小平駅発 昭和病院経由武蔵小金井行「天神町二丁目」下車徒歩3分。
都バス 小平駅発 田無行「天神町二丁目」下車徒歩3分。
立川バス 花小金井駅発 昭和病院行「昭和病院」下車徒歩3分 。

小平駅

小平駅
小平駅(東京都小平市美園町1丁目)は、西武新宿駅から急行で26分の所にある。。

多摩湖自転車道は、ここで西武新宿線に別れを告げ、次の駅・萩山から西武多摩湖線沿いに進んでいく。
小平駅の大きな写真大きな写真
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西武多摩湖線
多摩湖線は、国分寺駅(東京都国分寺市)~西武遊園地駅(東京都東村山市)間を結ぶ西武鉄道が運営する鉄道路線である。営業キロは9.2km。
もともとは、多摩湖鉄道が開業した路線を武蔵野鉄道(現・西武鉄道の旧称)が1940年(昭和15年)に合併したもので、複雑な路線の伸縮、駅の改廃、改称を繰り返している。

多摩湖

多摩湖
多摩湖自転車道の起点から約11kmで多摩湖に到着する。ここから多摩湖周遊自転車道に入る。
多摩湖の大きな写真大きな写真
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多摩湖の正式名称は「村山貯水池」といい、東京都東大和市の狭山丘陵の渓谷に作られた人造湖で東京都水道局の水源のひとつ。粘土でつくられた堰提で東西2つの貯水池に分かれ、西側は1924年(大正13年)3月に完成、東側は2年後の1926年(大正15年)3月に完成した。
周囲約17km、総面積は330万平方メートル。東西合わせた貯水量は1482万トンという膨大な水量を誇る。
現在、東側は工事中で、水量が少なくなっている。
多摩湖橋
自転車道のためにつくられた多摩湖橋からは、多摩湖が一望できる。
多摩湖橋の大きな写真大きな写真
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多摩湖橋

インボイスSEIBUドーム

インボイスSEIBUドーム
多摩湖自転車道から北へ少し行くと、「インボイスSEIBUドーム」が見えてくる。

ここは西武ライオンズが本拠地で、2005年(平成17年)3月1日より球場名の命名権売却(2軍チームの命名権を取得しているIT関連業のインボイス社による)により、西武ドームからインボイスSEIBUドームに改称した。
インボイスSEIBUドームの大きな写真大きな写真
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収容人数3万7000人、両翼100m、中堅122m 、内外野とも人工芝の球場である。
1979年(昭和54年)に屋外球場として完成、1999年(平成11年)に日本で5つ目のドーム球場として生まれ変わった。
西武ライオンズ 関連
インボイスSEIBUドームは、2007年(平成19年)1月1日に人材派遣大手のグッドウィル・グループが命名権を取得し、「グッドウィルドーム」に名称変更した。同時に二軍も「グッドウィル」に改称した。
ところが、2007年(平成19年)12月、グッドウィルが違法な派遣業務を行っていたことが発覚し、2008年(平成20年)1月9日付で球場名は「西武ドーム」に戻った。また、二軍チーム名も一軍と同じ「埼玉西武ライオンズ」に改められた。
(この項おわり)
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