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記念館の展示室の天井には直径約40センチの穴があけられ、別子銅山が開坑許可を受けた5月9日の正午に日光が差し込むように設計されている。この自然の仕掛けは、知る人ぞ知る観光スポットとなり、毎年、神秘の儀式を目当てにファンらが訪れているという。(開坑日祝う 幻想的空間,愛媛新聞 2009年5月10日)

1977年(昭和52年)までは、別子銅山から海寄りの現在住友化学のある惣開町および現在の製銅工場のある西原および新居浜駅の方まで住友別子鉱山鉄道(別子鉄道)で繋がっていた。当時の蒸気機関車が、大山積神社の境内に静態保存されている。

1977年(昭和52年)までは、別子銅山から海寄りの現在住友化学のある惣開町および現在の製銅工場のある西原および新居浜駅の方まで住友別子鉱山鉄道(別子鉄道)で繋がっていた。当時の蒸気機関車が、大山積神社の境内に静態保存されている。


この電気機関車ED-104は、1950年(昭和25年)の鉄道電化後、鉱石運送増強のため部品を購入し、何と別子事業所で組み立ててしまった自社製電気機関車である。何でも自家薬籠の物としようとする住友の心意気を感じる。
現在は住友金属工業(現・新日鉄住金)が各社に台車を納入している。新幹線の台車も住友金属製だ。

交通アクセス
記念館の方によると、神社の境内にあるので目立たないデザインにし、Google Mapsで見てもわからないほどだという。実際に見てみると――たしかに目立たない。
鉱山をイメージしたというより、秘密の地下基地である。
鉱山をイメージしたというより、秘密の地下基地である。
近隣の情報
- 別子銅山記念館で住友グループの歴史を学ぶ:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)