
本館

金鉱石
この金鉱石は重さが2トンもある巨大なもので、6.1kgの金と、2.3kgの銀が含まれているという。価格は2642万円。
別子銅山では金・銀も採掘されていたということで、砂金とり体験のコーナーが用意されている。
別子銅山では金・銀も採掘されていたということで、砂金とり体験のコーナーが用意されている。

ミゼット消防車
四阪島製練所のミゼット消防車――島内の工場などで火災が発生した際は、小回りが効くミゼットが消防車として用いられた。島内は私有地なので、道交法の適用がなく、運転免許がなくても乗れたという。

太鼓台

しあわせ通洞

旧端出場水力発電所
1970年(昭和45年)に休止するまで、最大4800kWの電力を別子銅山に送電し続け、銅山の機械化を促進した。登録有形文化財に指定されている。

住友別子鉱山鉄道

打除鉄橋
別子銅山から採掘された銅鉱石を製錬所や港湾へと輸送する役割を担い、1973年(昭和48年)の閉山後も存続していたが、1977年(昭和52年)に廃止された。観光用に残されたのは、このうち410メートルほどの部分である。

この打除鉄橋は、1893年(明治26年)、鉱山鉄道の開業にあわせて架けられた。ドイツから輸入したもので、鋼材の連結点がピン(鉄の丸棒)を用いて組み立てられているピントラス橋である。現在、ピントラス橋は国内では6カ所しか残っていない。

この打除鉄橋は、1893年(明治26年)、鉱山鉄道の開業にあわせて架けられた。ドイツから輸入したもので、鋼材の連結点がピン(鉄の丸棒)を用いて組み立てられているピントラス橋である。現在、ピントラス橋は国内では6カ所しか残っていない。

トロッコ客車
客車はトロッコ客車である。

別子1号 2007年8月1日撮影

縦型30馬力スラッシャー
シールド採鉱法で、堀り採った鉱石をかき寄せるスクレーパーの電動機である。シールド枠に取り付けるため、モーターとワイヤードラムが縦に配列された独特の形をしている。

人車
坑内作業者が、端出場や東平らから出入りする際に乗った車両である。トロリー電気機関車などに牽引され、端出場からは約11km、東平からは約2km移動した。速度は15km/h。

カゴ電車
1938年(昭和13年)から1973年の閉山まで、東平坑口と日浦坑口の間、約4kmの構内を往来する人たちが乗った車両である。別子山村の人々が新居浜で来る時にも利用した。

観光坑道
打除駅を下りると、火薬庫を改造して作った長さ333メートルの観光坑道がある。

歓喜坑
歓喜坑は、1691年(元禄4年)に開かれた別子銅山の最初の坑道である。将来有望な銅山の坑口に立って、前途を祝福し、抱き合って歓喜したところから、こう名付けられたという。

観光坑道
江戸ゾーンと近代ぞーに分かれており、別子銅山の歴史がミニチュア展示されている。

観光坑道
江戸時代の採鉱はノミを用いた手作業で、湧き水を汲み上げるだけでも数十人が必要だった。

山神社

竪穴
この竪穴は、火薬が爆発した際に、その風圧を逃すものだという。

遊学ゾーン
遊学ゾーンは、遊びながら、別子銅山を学べるというコーナー。

エレベーター

泉寿邸
1991年(平成3年)、宿泊施設としての役目を終えた泉寿亭の賓客用玄関と特別室の1室が、マイントピア別子に移築された。

新居浜駅

新居浜駅
2017年(平成29年)の1日平均乗車人員は2,071人で、新居浜市の代表駅として、乗車人員が年々増加している。駅前にはマンションも建設されている。
交通アクセス
【鉄道】
- JR新居浜駅よりバスで20分
- 新居浜ICより車で約10分
参考サイト
- マイントピア別子
- 道の駅・マイントピア別子:愛媛さすらい日記
近隣の情報
- マイントピア別子で鉱山鉄道に乗る:ぱふぅ家のホームページ
- 別子銅山記念館で住友グループの歴史を学ぶ:ぱふぅ家のホームページ
- 四国鉄道文化館には四国を代表する列車のヘッドマーク:ぱふぅ家のホームページ
- 久万高原の景勝地、紅葉が見頃(2021年11月8日)
- 釈迦三尊像などクローンで間近に(2021年7月8日)
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- 実物大プラレール、本物の線路上に出現(2017年11月27日)
- 新居浜・一宮神社、13日に棟上げ神事(2017年6月13日)
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- 国際ワイン品評会日本酒部門で石鎚酒造受賞(2016年6月1日)
- シャクナゲ癒やしのピンク(2016年5月9日)
- 石鎚山系でアケボノツツジ見頃(2016年5月3日)
(この項おわり)
本館は、後述する旧端出場水力発電所をモデルにしている。