飛水峡では日本最古の石が発見された

2014年3月25日 撮影
飛水峡
飛水峡 (ひすいきょう) (岐阜県加茂郡七宗町上麻生戸刈)は、約20億年前のものとされる日本最古の石が発見された場所として有名だ。産総研の地質標本館で展示されている。

飛騨川沿い約12kmに渡る険しい峡谷で、岩場にはポットホールと言われる円形状の穴が約1000個以上ある、飛水峡の甌穴群 (ひだきょうのおうけつぐん) として国の天然記念物に指定されるとともに「日本の地質百選」にも選定されている。
ポットホールは、水流による侵食でできたくぼみに石が入り、その石が水流によって回転することで穴を大きくするもの。
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飛水峡
並行して走る国道41号線沿いには「日本最古の石博物館」がある。
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飛水峡
1970年(昭和45年)3月に発見された礫岩に含まれている珪線石片麻岩に放射性同位元素による年代測定を行った結果、約20億年前にできたことがわかり、日本列島最古のものとして、上麻生礫岩と名付けられた。
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上麻生駅
JR高山本線「上麻生 (かみあそう) 駅」(岐阜県加茂郡七宗町上麻生2272)から徒歩15分で行くことができる。
無人駅で、2003年(平成15年)に簡易駅舎に建て替えられた。
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上麻生駅
上麻生駅に停車する列車は1時間に1本程度だ。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR高山本線「上麻生駅」から徒歩15分
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出発地の最寄駅:

目的地:飛水峡

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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