韓国と北朝鮮の非武装地帯を行く

2018年9月5日 撮影
北朝鮮・開城
北朝鮮・開城を望む
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望拝壇 - 臨津閣
望拝壇 - 臨津閣
韓国の首都ソウルから北西へ50km、北朝鮮との国境地帯へ向かう。
臨津閣 (イムジンガク) (임진각)は、一般民間人が立ち入りができる最北端になる。離散家族の祈りの場「望拝壇」が建っている。
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自由の橋 - 臨津閣
自由の橋
臨津閣の展望台から。
写真の左上方に見える臨津江に架かる自由の橋は、京義線の上下線に対応した2本の橋が架けられていたが、朝鮮戦争の際に右側の橋は爆破され、いまもそのままになっている。
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(2560×1707 ピクセル, 2368 Kbyte)
自由の橋(レプリカ) - 臨津閣
自由の橋(レプリカ)
自由の橋は、一時期、道路橋として用いられており、これはその時の様子をもしたレプリカである。
自由の橋(レプリカ) - 臨津閣の大きな写真大きな写真
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臨津閣
臨津閣
朝鮮戦争で爆撃を受けた列車が展示されている。
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臨津閣
臨津閣
民間人統制地域の境となる鉄柵には、平和、統一を願うリボン、太極旗などが所狭しと結ばれている。
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自由の橋 - 臨津閣
自由の橋
自由の橋を渡ると、民間人統制区域に入る。北朝鮮との非武装地帯(DMZ)となり、民間人も観光客も、事前にDMZチケットを手配しておく必要がある。
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都羅山駅
都羅山駅
自由の橋の先には、韓国鉄道公社 (KORAIL) 京義線の駅・都羅山 (トラサン) (도라산)駅がある。2002年(平成14年)、営業を開始した。
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都羅山駅
都羅山駅
線路は北朝鮮まで敷かれており、この先15kmの位置に開城 (けそん) がある。
2006年(平成18年)5月、DMZをまたいで試運転が行われる予定だったが、実現されずに終わっている。
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都羅山駅
都羅山駅
構内には、北朝鮮との出入国管理所も完成しているのだが、使われていない。将来的にはヨーロッパまで鉄道で結ぼうという計画だった。
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都羅山駅
都羅山駅
2002年(平成14年)2月20日、金大中・韓国大統領とジョージ・W・ブッシュ米大統領が、この地を訪問、講演し、朝鮮半島統一念願を象徴する代表的な場所となった。
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DMZ - 都羅山理
DMZ
外国人観光客も多い。
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DMZ - 都羅山理
DMZ
DMZ(DeMilitarized Zone;非武装地帯)のモニュメント。
システム用語としては、インターネットに公開するWebサーバなど、外部に公開するものの、反対に外部からの攻撃を受ける可能性が高いシステムを置く場所である。要は、不測の事態が発生した時には切り離される可能性のある場所だ。
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DMZ - 都羅山理
DMZ
南北分断を割れた地球にたとえ、それを1つに合わせようとするモニュメント。
DMZは、1953年(昭和28年)7月27日の朝鮮戦争の休戦協定の際、朝鮮半島を南北に分ける長さ248kmの軍事境界線の南北2kmに設けられた。
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第3トンネル - 都羅山理
第3トンネル
1970年代に入り、北朝鮮がDMZを超えて韓国側へ掘り進めていたトンネルが複数発見される。そのうち、1978年(昭和53年)に発見された第3トンネルが、ここにある。
観光用にトロッコが整備されているが、入域手続きや写真撮影の禁止など、ルールが細かい。
第3トンネル - 都羅山理の大きな写真大きな写真
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都羅展望台から
都羅展望台から
都羅展望台から、軍事境界線を挟んで右側(南側)に太極旗(韓国国旗)の掲揚台が見える。高さは約100メートルあるそうだ。
近くの集落は台城洞 (テソンドン) で、自由の村と呼ばれている。アメリカ軍が駐留しており、そう名付けられたのか。
都羅展望台からの大きな写真大きな写真
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都羅展望台から
都羅展望台から
そして、左側(北側)には共和国旗(北朝鮮国旗)の掲揚台が見える。こちらは高さ160メートルもある。
こちらにも機井洞 (キジョンドン) という集落があり、平和の村と呼ばれている。いかにも社会主義的な名前である。
都羅展望台からの大きな写真大きな写真
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開城市を望む
開城市を望む
ビルが見えるあたりが開城工業団地で、2016年(平成28年)2月まで特区として韓国企業運営の工場が操業していた。
なお、2016年(平成28年)から都羅展望台での写真撮影が解禁されている。
開城市を望むの大きな写真大きな写真
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交通アクセス

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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