
本堂
身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町身延3567)は日蓮宗の総本山だ。写真の本堂は、1985年(昭和60年)に落慶した。
大きな写真

(2560×1663 ピクセル, 1540 Kbyte)

南部實長公像

三門

菩提梯
山門から本堂まで、287段の石段が続く。悟りに至るかけ橋として、菩提梯と呼ばれている。

菩提梯
菩提梯の上から見下ろしたところ。

祖師堂

祖師堂
宗祖600年遠忌にともない再建されたもので、豪壮な外観や広大な中陣を含む深遠な内部、精緻な彫刻で飾る内陣など総本山としての威容を示している。

大鐘楼

五重塔

開基堂
開基堂は多宝塔形式で、上階部が丹塗り、下階部を土蔵造りとしており、南部實長の像を安置している。もともとは本堂前にあったが、1979年(昭和54年)2月、現在地に移転された。

仏殿納牌堂の西側の鬼瓦で、京都で製作された。高さ2.8メートル、幅2.2メートルに及ぶ巨大な瓦で、地上から21メートルの高さに備え付けられ、仏殿納牌堂を護ってきた。

しだれ桜
樹齢400年と伝えられている2本のしだれ桜は、毎年3月下旬から4月にかけ、大きく垂れ下がる枝いっぱいに淡いピンクの花をつける。日本三大しだれ桜に数えられている。

日蓮は1282年(弘安5年)10月に入滅。その遺骨は歴代の住職により今日まで護られている。
江戸時代には、幕府をはじめ諸大名の帰依を受けて発展し、1712年(正徳2年)には最盛期を迎えた。しかし、1744年(寛保4年)から度重なる火災に見舞われ、1875年(明治8年)1月の火災で大部分の伽藍や寺宝を失った。
江戸時代には、幕府をはじめ諸大名の帰依を受けて発展し、1712年(正徳2年)には最盛期を迎えた。しかし、1744年(寛保4年)から度重なる火災に見舞われ、1875年(明治8年)1月の火災で大部分の伽藍や寺宝を失った。

石段
1283年(弘安6年)、日蓮の弟子の日朗により、奥之院思親閣が創建された。

日蓮は、たびたび山頂へ足を運び、安房国(千葉県南部)の両親を想い、祈りを捧げたことから、思親閣と名付けられた。
仁王門へ至る石段は、1970年(昭和45年)に造営された。

日蓮は、たびたび山頂へ足を運び、安房国(千葉県南部)の両親を想い、祈りを捧げたことから、思親閣と名付けられた。
仁王門へ至る石段は、1970年(昭和45年)に造営された。

仁王門

御父妙日尊儀菩提の杉
日蓮聖人が植えられたと伝えられている4本の杉のうちの1本。身延町指定文化財(天然記念物)に指定されている。

身延山奥之院思親閣

身延山奥之院思親閣
身延山は標高1,153メートルあり、この日は雲がかかって幻想的な境内となっている。

祖師堂
「親を思うお堂」という意味で名付けられており、身延町指定文化財となっている。

釈迦像
釈迦像は、1970年(昭和45年)4月、岡山県の小野哲敬氏が奉納したもの。

山頂からの眺め
展望台は、元旦の御来光、春秋のダイヤモンド富士が鮮やかに望める場所となっている。

ゆるキャン△

ゆるキャン△
このビデオは、身延山久遠寺境内の札所、身延山ロープウェイの売店、身延山門前町の商店などで販売している。
交通アクセス
【バス】

- 身延駅からバスで約12分

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(この項おわり)