貴志駅はエコでネコロジー

2022年2月27日 撮影
貴志駅
貴志駅 (きしえき) (和歌山県紀の川市貴志川町神戸803番地)は和歌山電鐵 貴志川線の終着駅で、2007年(平成19年)1月に、売店の飼い猫「たま」が駅長に任命されたことが全国ニュースで流れて話題になった。
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1933年(昭和8年)8月に開業し、2010年(平成22年)8月に、「エコでネコロジー」をテーマに、猫の顔をモチーフとしたデザインの2代目駅舎が竣工した。デザインは、JR九州の車両デザインでお馴染みの水戸岡鋭治 (みとおか えいじ) さんとその事務所が担当した。
 - 貴志駅
単式ホーム1面1線と1線の保線用留置線を持つ地上駅で、踏切を越えた先に2両分の引上線があり、夜間滞泊設定駅となっている。
2022年度の1日平均乗降人員は685人で、和歌山電鐵の駅では利用者が和歌山駅に次いで2番目に多い。

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ねこ神社・いちご神社・おもちゃ神社 - 貴志駅
ねこ神社・いちご神社・おもちゃ神
2015年(平成27年)に、ホームに「ねこ神社」「いちご神社」「おもちゃ神社」の3つの祠が建立された。おもちゃ神社には、電車と玩具や遊具を祀っている。

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たま神社 - 貴志駅
たま神社
ねこ神社は電車と猫や動物全般を祀っているが、たま駅長の死に伴い、2015年(平成27年)8月10日、神葬祭を経てその御霊を「たま大明神」として迎え祀ったうえで「たま神社」へと社名を改めた。

たま駅長の経済効果は、2007年(平成19年)に11億円に達し、2008年(平成20年)1月5日に、たま駅長は貴志駅のスーパー駅長に昇格した。さらに、2008年(平成20年)10月28日にはたま卿となり、マント帽子を授与された。2010年(平成22年)1月3日には執行役員、2011年(平成23年)1月5日に常務執行役員になった。
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2012年(平成24年)1月5日に「ニタマ」が部下として入社。2013年(平成25年)1月5日に社長代理となった。
2015年(平成27年)6月22日、心不全のため16歳で死去。名誉永久駅長となり、駅構内にて社葬が執り行われた。8月に、伊太祈曽駅スーパー駅長ニタマが貴志駅駅長に就任し、「たま2世」を襲名する。
いちご神社 - 貴志駅
いちご神社
いちご神社は電車と果物を始めとする農作物を祀っている。
貴志川町(2005年11月に5町が合併し紀の川市が発足)はイチゴの産地であり、紀の川市貴志川庁舎(旧貴志川町役場)横の特売場ではイチゴを販売している。

当駅到着前と当駅発車直後の車内放送では、イチゴにちなみ、ビートルズ『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』をアレンジしたチャイムが流れる。
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(この項おわり)
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