
貴志駅(和歌山県紀の川市貴志川町神戸803番地)は和歌山電鐵 貴志川線の終着駅で、2007年(平成19年)1月に、売店の飼い猫「たま」が駅長に任命されたことが全国ニュースで流れて話題になった。
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1933年(昭和8年)8月に開業し、2010年(平成22年)8月に、「エコでネコロジー」をテーマに、猫の顔をモチーフとしたデザインの2代目駅舎が竣工した。デザインは、JR九州の車両デザインでお馴染みの水戸岡鋭治さんとその事務所が担当した。

単式ホーム1面1線と1線の保線用留置線を持つ地上駅で、踏切を越えた先に2両分の引上線があり、夜間滞泊設定駅となっている。
2022年度の1日平均乗降人員は685人で、和歌山電鐵の駅では利用者が和歌山駅に次いで2番目に多い。

2022年度の1日平均乗降人員は685人で、和歌山電鐵の駅では利用者が和歌山駅に次いで2番目に多い。


ねこ神社・いちご神社・おもちゃ神
2015年(平成27年)に、ホームに「ねこ神社」「いちご神社」「おもちゃ神社」の3つの祠が建立された。おもちゃ神社には、電車と玩具や遊具を祀っている。



たま神社
ねこ神社は電車と猫や動物全般を祀っているが、たま駅長の死に伴い、2015年(平成27年)8月10日、神葬祭を経てその御霊を「たま大明神」として迎え祀ったうえで「たま神社」へと社名を改めた。

たま駅長の経済効果は、2007年(平成19年)に11億円に達し、2008年(平成20年)1月5日に、たま駅長は貴志駅のスーパー駅長に昇格した。さらに、2008年(平成20年)10月28日にはたま卿となり、マント帽子を授与された。2010年(平成22年)1月3日には執行役員、2011年(平成23年)1月5日に常務執行役員になった。

たま駅長の経済効果は、2007年(平成19年)に11億円に達し、2008年(平成20年)1月5日に、たま駅長は貴志駅のスーパー駅長に昇格した。さらに、2008年(平成20年)10月28日にはたま卿となり、マント帽子を授与された。2010年(平成22年)1月3日には執行役員、2011年(平成23年)1月5日に常務執行役員になった。
2012年(平成24年)1月5日に「ニタマ」が部下として入社。2013年(平成25年)1月5日に社長代理となった。
2015年(平成27年)6月22日、心不全のため16歳で死去。名誉永久駅長となり、駅構内にて社葬が執り行われた。8月に、伊太祈曽駅スーパー駅長ニタマが貴志駅駅長に就任し、「たま2世」を襲名する。
2015年(平成27年)6月22日、心不全のため16歳で死去。名誉永久駅長となり、駅構内にて社葬が執り行われた。8月に、伊太祈曽駅スーパー駅長ニタマが貴志駅駅長に就任し、「たま2世」を襲名する。

いちご神社
交通アクセス

参考サイト
- ねこ駅長について:和歌山電鐵株式会社
近隣の情報
- 貴志駅はエコでネコロジー:ぱふぅ家のホームページ
- 道の駅「根来さくらの里」がリニューアルオープン(2025年3月22日)
- 木箱で「だんだん」まろやかに、寝かせて熟成(2025年1月27日)
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(この項おわり)