佐田岬(愛媛県西宇和郡伊方町正野)は、愛媛県の佐田岬半島の先端にあたる、四国最西端の岬である。鹿児島県にある九州最南端の佐多岬と違い、「だ」が濁音である。
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佐田岬は速吸瀬戸と呼ばれ潮流が速いことから、獲れる魚は身が引き締まり脂がのっている一方、岩礁が多く、海路の難所として知られる。佐田岬灯台は、その航路の安全を守っている。
佐田岬灯台の西側に四国最西端の碑が設置されている。
2017年(平成29年)に伊方町が遊歩道を整備し、御籠島に歩いて渡れるようになった。
佐田岬灯台が登録有形文化財に登録されたことを記念し、モニュメント「永遠の灯」が建てられた。2つの柱の間から佐田岬灯台が見えるが、これから先も変わらない景色としている。
佐田岬灯台が登録有形文化財に登録されたことを記念し、モニュメント「永遠の灯」が建てられた。2つの柱の間から佐田岬灯台が見えるが、これから先も変わらない景色としている。
1973年(昭和48年)11月に第25金光丸救命地蔵が建立された。
太平洋戦争末期の1945年(昭和20年)2月に佐田岬砲台の再整備がはじまり、第3砲台、第4砲台が設置され、対岸の関崎と合わせると、13箇所46門の砲台が設置され、豊後水道は要塞砲の射程内に収まった。
しかし、戦局は爆撃機による空爆へ移行しており、また、食糧や弾薬の供給も十分なものではなかった。第3砲台、第4砲台として設置された三八式十二糎榴弾砲も、砲身長が1.44mしかなく射程も5.68kmと短い明治時代の旧式砲だった。
しかし、戦局は爆撃機による空爆へ移行しており、また、食糧や弾薬の供給も十分なものではなかった。第3砲台、第4砲台として設置された三八式十二糎榴弾砲も、砲身長が1.44mしかなく射程も5.68kmと短い明治時代の旧式砲だった。
2017年(平成29年)に伊方町によって、第4砲台の三八式十二糎榴弾が観光用に整備された。砲台に続く隧道は、元々は素掘りであったが、崩落防止のためにコンクリートで補強され、見学できるようになった。
交通アクセス
【バス】
- JR予讃線「八幡浜駅」から伊予鉄南予バスで1時間15分
- 松山自動車道「大洲I.C.」より国道197号、愛媛県道256号佐田岬三崎線経由、八幡浜・伊方町三崎方面へ、佐田岬灯台駐車場まで1時間30分
参考サイト
- 佐田岬灯台:愛媛県観光物産協会
- 中村修二:伊方町
- ショッパーズ長浜店@nagahama_sp:Twitter
近隣の情報
- 佐田岬は四国最西端:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)