三宅島椎取神社と釜の尻海岸

2022年12月9日 撮影
椎取神社 - 三宅島
椎取神社
椎取神社 (しいとりじんじゃ) (東京都三宅島三宅村神着)は、三宅島空港の北側にあり、佐伎多麻比咩命の第8子志理太宣命を祀っている。三宅島にある12の式内社の1つ。2000年(平成12年)の噴火で社殿と鳥居が埋まってしまい、近くに再建された。
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椎取神社 - 三宅島
椎取神社
かつては鬱蒼と茂るシイの大樹の原生林に囲まれていたが、噴火にともなう泥流に埋もれ、鳥居は上端を残して、本殿も屋根だけが顔をのぞかせている状態に。
原生林も泥流に埋まり、その後の火山ガスの影響も相まって、数年後には壊滅状態になってしまった。現在では森の再生が進んでおり、その様子を観察できる。
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釜の尻海岸 - 三宅島
釜の尻海岸
椎取神社から都道212号線を北上すると釜の尻海岸が見えてくる。噴火の際に噴出されたカンラン石を見ることができる。
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釜の尻海岸 - 三宅島
釜の尻海岸
カンラン石は三宅島の黒い玄武岩質溶岩を構成する主要鉱物の1つで、英名のOlivine (オリビン) は、オリーブ色にちなんだ名前。宝石名はペリドットで、8月の誕生石。
溶岩流は複雑な海底地形をつくり、そこにテングサなどの海草が繁茂し、ダイビング、シュノーケリングに人気のポイントになっている。
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交通アクセス

【バス】
  • 錆ヶ浜港からバスで3分、「富賀神社前」下車徒歩5分
  • 三池港からバスで20分、「富賀神社前」下車徒歩5分
  • 三宅島空港からバスで18分、「富賀神社前」下車徒歩5分
【自動車】
  • 三池港から車で約15分
三宅島 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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